李朝陶磁の、簡素でおおらかでそれでいてどっしりとした感じは、民芸的で
そのごつごつした美しさは、日本の焼きものにはみられません。
なかでも白磁には気取らない素朴さと暖かさがあり、
画法にも大胆で力強さがあふれるものと、繊細でどこか寂しげな魅力をもつものがあり、
日本人が好む‘侘び さび’の世界に通じるものがあります。
李朝陶磁の不整形ななかに無限の不思議な魅力を感じ、李朝ファンはそれに酔いしれてしまいます。
志賀直哉、川端康成、柳宗悦、淺川伯教、白洲正子などの文化人をはじめ、
安宅英一、根津嘉一郎、五島慶太など、の実業家、数寄者にも深く愛されました。
茶道具として、酒器として、そして観賞用としても最高の逸品です。
ぜひ、皆様もそばに置き、手にとってその魅力を感じ取ってください。 |