少女少年とは
「少女少年」とはやぶうち優先生が8年間に渡って、学年誌〜ちゃおDX誌上にて描かれた漫画です。
内容を簡単に説明しますと、男の子が女の子アイドルとして、芸能界デビューするという話です(8作目は例外で芸能界は関わりません)
美女装漫画(命名はすいか工務店様より)というジャンルを代表する出来だと、私は思っているのですが……いかんせん、主な掲載雑誌が学年誌ということもあって、知名度がかなり低いのです。
実際、私自身、この漫画を手に取れたのは偶然みたいなものでしたし…。
このサイトを開いたのも発端も、もっと多くの人に読んで欲しいという理由があったからです。
作品別紹介(商業誌)
| 少女少年 |
| ある日突然、男の子が女の子として生きることとなった。しかもトップアイドルとして……。 本名・水城晶。芸名・白川みずき。 数奇な運命を背負った主人公が繰り広げるラブファンタジー。 |
| 記念すべき第1作。 シリーズで最も女装がばれそうになったりする「ドキドキ感」を重視した話となっています。 他のシリーズに比べて、女装萌えな要素は、若干おとなしめ。ですが、前述したとおり、女装は、それを隠し通そうとする「ドキドキ感」としてしっかりと使われています。 また、恋愛の話が最も色濃く出ており、ヒロインが3人ともしっかりと魅力的に描かれております。 |
| 少女少年U-KAZUKI- |
| 大女優・大空遥の息子として生まれながら運命により母親から引き裂かれた星河一葵。 再会を果たすために、女の子として芸能界で生きていくかずきを襲う試練の数々…。 真実の愛情とは何かを問いかける感動作。 |
| シリーズで最も「感動」を前面に出した話でしょう。 1作目では描かれる事はなかった家族の話を中心に出しています。また、女として生活するシーンもあり、女装萌えな要素も多くなってました。タンポンを渡されるシーンがツボです。 ちなみに恋愛に関する話は若干薄め(主人公が友人の恋の仲を取り持つ話ならあり) |
| 少女少年V-YUZUKI- |
| 橘柚季は小さな島で生まれ育った小学六年生の男の子。 二人の兄のいじめに耐えかね、島から脱出するために芸能界デビューを目指すが、東京に言った柚季を待っていたのは、女の子アイドルとして生きる運命だった…。 故郷を遠く離れて揺れ動く少年の心を描いた物語。 |
| 田舎から都会に出てという「しっとり」した話。 Uでは学校生活だけ女装していたに対して、今回は四六時中、女装して生活を送ります。女物の下着を着るシーンがツボです。 1巻同様、ヒロインが3人いるのですが、Tとは違い恋愛より友情をテーマにしています。 |
| 少女少年W-TSUGUMI- |
| 「女の子の方が特だから」と、街中で女装していた白原允は、その姿のまま少女タレント「白鳥つぐみ」として活躍しないかとスカウトされる。 同じクラスの人気アイドル・藍沙と親友・雪火との間で、允の心は揺れる…。 恋と友情に悩む少年・少女達の切ないラブストーリードラマ。 |
| シリーズで最も「萌え要素」がある話。 主人公の性格も今までの主人公達と一線を画し、最初から女装しています。 また、今まであまり描かれなかった学校での主人公の男の親友が出てきます。この親友・雪火は実は… ヒロインは、複数いた今までとは違い1人のみ。 |
| 少女少年X-MINORI- |
| 蒔田稔は、人気タレントの姉を持つ植原茜のクラスメート。 父親に強要された芸能界デビューを嫌がる茜のため、稔は女の子のフリをして、茜とユニットを組む決意をするのだった。 大人から自立していく子どもたちの青春グラフィティ。 |
| シリーズで最も「重い」話。 大人と子供の仲違いなど、U以上に親子間の断裂的なものが描かれています。 子供を利用することしか考えていない大人たち、父と母の離婚、など重いシーンが多いですが、それを乗り越えての成長も描かれて後腐れなく終わっています。 ヒロインはW同様1人。 |
| 少女少年Y-NOZOMI- |
| ある日、街で自分と似た「男の子」にぶつかられた谷川光。 そのまま走り去ったその子は、男装して仕事から抜け出した人気アイドル青葉のぞみだった! ひょんなことから、女装し、彼女の代役をすることになる光。 アイドルという仕事を通じて、悩みながらも成長していく2人のきらめく物語。 |
| シリーズで最も「コミカル性」を重視した話。 この話は、主人公光の成長ではなく、ヒロインのぞみの成長が描かれています。わがままで意地っ張り、代役の光に任せてばかりののぞみが、どのように変わっていくのかがこの話のメインです。 また、仕事仲間の浅間がいい味を出しています。Wの雪火とはまた違う魅力の男性友人キャラです。 ヒロインが2人いながら、恋愛はあいまいなまま終わったこの話。少し続きが気になる? |
| 少女少年Z-CHIAKI- |
| かわいらしいソプラノの声を持つ演劇少年の十河太一は、いつか見たミュージカル子役の少女に会いたくて、女の子のふりをして声優デビューする! アフレコ、ラジオ、そして舞台……今この一瞬にしかできないことに夢をかけた少年の、もどかしいほどピュアな初恋ストーリー。 |
| 今回は、変化球で声優です。 今までのシリーズの全体を通してあった「成長」を最も前面に押し出した作品ではないでしょうか? 「声変わり」「男友達」「初恋の相手」「三角関係」「憧れの相手」その他色々、今までにあった様々な要素を出そうとしています。 恋愛に関しては少々複雑でしたが、しっかりと完結させています。ただ、最後の百花の台詞は若干蛇足な気がしてならない…。 |
| 〜少女少年〜GO!GO!ICHIGO |
| あたし…杏の家の隣に、超!美少女のいちごが引っ越してきたの。 でもなーんかひっかかるんだよね… ――って、いちごって、あの「一期」? …ってことは、もしかして…男の子じゃん!! |
| 掲載誌を変えてということもあり、今までのシリーズとは心機一転。 主人公が女装少年ではなく女の子、女装少年は心も女の子、芸能界は関係なし。また、今までにあった主人公の成長をテーマにしておらず、完全に学園ラブコメとなっております。 今までのシリーズとは別物、と考えた方がよいです。やぶうち先生の女装少年に対する新しい試みのようなものが感じられます。 しかし、本来「ずっと続けていいよ」と編集から言われていたにもかかわらず、5話の後「やっぱり6話で終わらせて」といわれたらしく、それが原因で最終話が若干唐突になってしまっています。 いちごの心情の移り変わりをもっとしっかり見たかったなと、感じてしまいました。 |
作品別紹介(同人誌)
| 別冊少女少年創刊号 |
| 2004年の夏コミにて発売。 Zが終わった時点で描かれたものです。 7人の歴代主人公が語る制作秘話や裏話を漫画で伝えます。 |
| なんと言っても見所は、6,7ページを丸々使った主人公総登場(いちごを除く)のピンナップ。 それ以外にも、10ページの着物でミニキャラでの主人公総登場(こちらはいちご含む)のイラストもお気に入り。 |
| 別冊少女少年2号 |
| 2004年の冬コミにて発売。 みずきと晶の着せ替え。 ショートストーリー「第5話+」「雪火くんの憂うつ」が収録されています。 |
| 創刊号とは違ってショート漫画が収録されています。 1巻5話の裏側を描いた「第5話+」、雪火の本編ではいえなかった本音を描いた「雪火くんの憂うつ」、どちらもファンなら必見です。 |
| 別冊少女少年3号 |
| 2005年の夏コミにて発売。 かずきとゆずきの着せ替え。 ショートストーリー「一期の事情」が収録されています。 |
| いちごの最終回直後に出版されたこの本。裏話がかなり生々しい… ちなみに「一期の事情」は2話のネームにもともとあったものを再構築したそうです。シリアスに思わせて実は……。なんともいちごらしい話でした。 |