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実妹キャラ私的評価(や行)

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柊やまめ(のーぱんつ!!)小鳥遊夜々(Clover point)結衣(妹のましゅまろ)唯(妹SEX)十崎由衣(ALMA CE)神野唯子(ちっぱい妹)香坂優佳(ふた魔女)優(さわさわ絵にっき)優美(めっちゃママ)麻倉由緒(たいせつなうた)都々御ゆか(孕ら☆みん)苅谷ゆき(3次元少女を保護しました)矢崎雪華(bitter smile.)明石柚子(感染って発情アクメ菌)假屋崎柚子(こいらぼ)夏八木柚子(俺と妹の姦係)ユピア(ぴヨナ=ピコナ)鬼方由水(AYAME)ようこ(未成熟な妹のままで)



柊 やまめ(のーぱんつ!!)

 Molamola.softからのPCゲームより。
 明るく元気で誰とでも仲良くできる妹。ソフトボール部で情報通。
 生徒会のヒロイン全員がノーパンで過ごすゲームですが、妹は生徒会でもヒロインでもないので関係ありません。
 Hシーンなし、専用エンディングなし、専用イベントなし、出番少なめのサブキャラです。


 序盤、寝ている兄を起こすシーンにて初登場。
 起きない兄の顔に洗濯バサミを使って起こすというやんちゃな妹っぷりを見せてくれます。
「ふふふ。なかなか起きないおにいちゃんが悪いんだよ」
 しかしその後、兄を起こしてくれるシーンは残り1回のみ。
 序盤にたった2回の朝起こしてくれるシーンを終えると、これ以後起こしてくれないどころか、自宅で会うことすらありません。
 まあ、イベントの大部分が学校で行われ、自宅が舞台になる事がほとんど無いこのゲームでは仕方ないかもしれませんが…。

 この妹は、ちょっとした便利屋のように登場します。
 役目は「サポート」というよりも「繋ぎ」いわばパイプのような役です。
 ヒロインが困っているところに兄を連れてきたり、ヒロインと兄が困っているところにヒントとなる情報を教えてくれたり。そんな感じです。
 それゆえ、妹が中心となるイベントは一切無いし、脚光を浴びて輝くシーンも無い。
 『bitter smile.』の雪華ほどの空気では無いとはいえ、出番はかなり少ない。


 しかし、私は正直な事を言わせて貰うと、妹がサブキャラで良かったとすら思っています。
 というのも、このゲームは、ストーリーの進行方法がちょっとアレなのです。
 その流れは以下の通りです。

 まず、共通シナリオで、ヒロインAのイベントが始まるとします。
 そのヒロインAのちょっとしたショートシナリオを終えた後、ロクな恋愛描写も無くHしてしまいます。
 しかもヒロインAのHシーンを終えたら、次はヒロインBのイベントが始まり、締めくくりにはやはりヒロインBとのHシーン。
 それを終えたら次はヒロインCのイベントとHシーン。
 そしてヒロインD、ヒロインEと終えた後、またヒロインAのイベントとHが繰り返されます。
 それの繰り返しでストーリーは終盤まで進行。

 シナリオ薄のお気軽Hバカゲーなので、この進行方法自体はゲームにとって悪くないと思います。
 しかし、もしこの流れの中に実妹がヒロインとして組み込まれていたら、私は間違いなく激萎えしていたでしょう。
 だからこそ、サブキャラならではの活躍を見せてほしかったのですが、やっぱり妹の出番は少ない。


 やまめというキャラは、妹として悪いキャラではなかったとは思うが、この程度の出番ではどうにもなりませんでした。
(2010.9.3記)

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小鳥遊 夜々(Clover Point)

 MeteorのPCゲームから。
 最初はそっけない転校生として登場。
 仲良くなった後、兄妹の契りを交わし妹系キャラへと転じるが……最終的に生き別れの実妹だと判明します。
 初期(冷たい、そっけない、人見知り転校生)、中期(デレデレ、甘え系、妹系キャラ)、後半(背徳期、依存系、実妹)と色々と属性が変わっていきます。
 そういった様々な変化もこの妹の魅力です。

 初期の夜々は本当にそっけない。
 仲良くしようねと、クラスメイトから言われても「……なんで?」と返すような近寄りがたい子。
 夜々を見て他人という気がしなかった主人公、祐真が話しかけても「私、馴れ馴れしくされるの嫌なんですけど!」と、拒絶される。
 主役に抜擢された演劇が上手く出来ない夜々を、親身になって相談に乗ったり、練習に付き合うようになって、段々心を開くようになります。

 そして、仲良くなりデレデレモードになった時は、すさまじいです。
 ずっと兄が欲しかったという理由で、主人公の事を「お兄ちゃん」と呼び出す夜々。(この時は、まだ、本当の結びつきを知らないので、兄妹ゴッコの感覚なのですが)
 「妹を苗字で呼ぶのって、おかしいと思います」と、自分を呼び捨てで呼ばせたり。
 ベッドに潜り込み「兄妹なんだし、いいじゃないですか。それに誰もいないんですから絶対にバレません」
 姉的存在の月音に嫉妬して「他の人と姉弟になるなんて……これは浮気に該当しますよ」

 その甘々さは、正月に心身ともに結ばれてから更にヒートアップ。
 とてつもないバカップルぷりをみせます。
 皆と遊びに来てるのに、2人の世界に入り込み「ねえねえこのカップル用のパフェ食べたいの」
 お弁当を食べさせてもらうために「大変お兄ちゃん、愛の引力で夜々のお腕はがれなくなっちゃたの」
 確かにこれは、周りにとって有害だ(笑)

 しかし、この甘さの連続に悶えながらも、妹系キャラとしての甘々な展開があまりに大きすぎるため、少々不安も感じてしまいました。
 実妹だと判明した後、軽く流されたらどうしようかと……。
 しかし、後半も衰えることなく、しっかり実妹としてのシナリオを展開していて安心しました。
 むしろ、実妹好きにとっては、判明シーンからが本番です。

 今までも、初めて会ったはずなのにお互い何かを感じていたり、同じロケットペンダントを持っていて開けてはいけないという共通のジンクスを信じていたり、同じ養護施設に居たりと、何かを感じさせるものはありました。
 でも、夜々のペンダントを偶然、月音が見てしまってから、それははっきりとした形に変わっていきます。
 ペンダントの写真が子供の頃の祐真ではないかと言い出す月音。
 すると、思い出したかのように中身が昔の兄だと思い出す夜々。だから、祐真のはずはないと……。
 しかし、あまりに真剣な月音に言われ、中を見てみる2人。
夜々「旧お兄ちゃんは美少年だから、美しさはこっちのが高いの」
祐真「何ぃ〜? それは年齢補整だろ。それは不公平だな」

 そんな冗談じみたやり取りでその場を後にしますが……。
 しかし、時間がたつにつれ、言いようの無い不安と気持ち悪さを感じてくる祐真と夜々。
 祐真も自分のペンダントも同じように、妹が写っている事を思い出す。
 そして、自分がいた養護施設に連絡して、憶えていない妹の名前を確認する。
 そこで帰ってきた妹の名前は……紛れも無い自分の恋人『小鳥遊夜々』の名前。
 ただ、混乱する2人。

何か得体の知れない出来事が、俺たちに起こってる。
いや考えてはいけないんだ今俺が知ったことは本来永遠にわすれていなければならなかったことで。
そうでないなら俺は夜々とセックスをしてしまったわけで全てがもう手遅れで手遅れで手遅れで。
わけの分からない感情が、嘔吐みたいに喉元から溢れそうになった。

 兄妹でありながら、何故かお互いの事を憶えていない。
 そして、実の兄妹なのに、それを知らずに心身ともに結ばれてしまった。
 不安と罪悪感で押しつぶされそうになる2人。
 そんな中、昔、何が起きたのか。なぜ、お互いの事を忘れているのか。2人はそれを知ることに。
 その後の展開も魅せてくれます。

夜々「私とお兄ちゃんは、兄妹なんだよね?」
祐真「ああ、そうだ」
夜々「……だけど、あんなことになっちゃたね」
祐真「そうだね、やっちまったというかなんというか」
夜々「……私、お兄ちゃんのこと、昔から好きだったの」
祐真「うん、俺も夜々が好きだよ」


 兄妹だということが分かった後も、お互いまだ好きである事を確認しあう2人、
 こうなってしまった以上、少し冷静になる時間を置こうと言う祐真。
 でも、好き同士なら今まで通りの関係を続けようと言う夜々。
 煮え切らない兄に対して次々言葉を繰り出します。

「セックス、しちゃってる。夜々たち、もう」
「健全なおつきあいがそんなに大事?」
「今から取りつくろったって健全になんてなれないよ。ううん、そもそもなりたいだなんて思ってない」
「お兄ちゃん、罪が怖いんだよね。だから兄妹としてやり直そうとしてるんだよね。でもね……夜々、怖くないんだ、それ」


 そのやり取りは強烈。
 トンデモ名台詞が飛び出します。

祐真「……いやー……それ……まずいって……」
夜々「まずくないよ」
祐真「だからさ……冷却期間を置いても……」
夜々「いらないよ」
祐真「背徳感がさー」
夜々「レッツ背徳」


 その後もまだ煮え切らない兄に対してストーカーばりの積極性を見せたり、子供が出来たと虚言をついたり、中々過激です。
 夜々と対立しながらも、最後には、将来への不安や罪悪感をも超える大切なものを見つけた兄。
 そして、親や親友達に嘘を突き通さなければいけない後ろめたさを感じながら付き合っていく2人。
 妹系キャラとしてのお気楽な甘々さでたっぷりとアピールしながらも、実の兄妹としての背徳や罪悪感を書ききれた満足のいくシナリオでした。
(2008.1.27記)

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結衣(妹のましゅまろ〜結衣は現在発育中〜)

 丹下拳闘倶楽部のCG集『RED FOX』に収録されているノベルゲームより。
 中学2年生でありながら、巨乳な妹。
 口うるさく、生意気。

 初っ端から、エッチな本を買ってきた兄に説教をしたりします。
「お兄ちゃんね、こんなのバッカ読んでるから、高校生にもなって彼女の一人もできないんだよ」
「それとコレとは関係ない。お兄ちゃんに彼女がいないのは、他に事情があるからで……」
「お兄ちゃんがヘンタイさんだからだよぉ。こんなの読むの、きっとお兄ちゃんだけだよ」
「バカ言うな。男なら、誰だって読むもんなんだ。だから返しなさい」
「違うもん! 吉村君や辰巳先生は読まないもん! こんなの読むの、お兄ちゃんだけだもん。お兄ちゃんはヘンタイさんだよ!」
「そんなわけあるか。だったら、誰もエロ本買わなくなって、エロ本会社が潰れちゃうだろうが」

 訳の分からない理屈で展開する兄妹バトルは、割と好き。
 本来、好きなタイプの妹です。

 しかし、この後の展開が兄妹モノとして中身がなさ過ぎました。

 兄貴から没収したエッチな本を使って自慰。
 それが見つかってHになだれ込む。
 成人向けコミックなどで使い古されたパターンです。

 10分くらいで終わるゲームなので、書ける量は限られているのは分かるのですが、それにしてもしっくりこない。
 一番しっくり来なかったのは、Hする際、兄も妹のことが好きじゃないし、妹も兄のことが好きじゃないという事。
 せめて恋愛描写ぐらいは取り繕って欲しかった。
 管理人にとって、兄妹で18禁行為に至る以上、そういうことは必須事項なのです。
 エピローグでは、お互いHしながら、好きだと言い合っていましたけど、そこに至るまでの描写はありません。
 お互いが好きというより、お互いとHするのが好きという感じですし。
 せめて、最初から、兄か妹のどちらかが、相手の事を好きということにしておけば、もっとしっくりきたような気がします。

 最後は、こんな乃田あす実ボイスの台詞で締めくくられます。
「お兄ちゃん、大好きだよっ♪ これからも、たくさん、たくさん、たぁ〜くさん、結衣の事虐めてね♪」
 この台詞も、恋愛描写がおざなりなため、何も感じませんでした。

 恋愛描写がおざなりになってしまった原因は、書く暇がなかったほどのボリューム不足でしょう。
 CG集のオマケゲームとはいえ、せっかく有名声優まで使っているのだから、もっと頑張って欲しかったです。
(2007.9.22記)

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唯(妹SEX〜マイセックス〜)

 じゃんがり工房からの同人ゲームより。
 2歳年下の妹。明るい性格で、暗めの兄とは対照的。
 母と3人暮らしで、母親が夜に働きに出るため、家では兄と二人きりの時が多い妹。

どうして妹を好きではダメなんですか?
一番近くの女の子を好きになってはダメなんですか?
これから僕が話すのは誰にも許されない物語


 こんなモノローグから始まるこのゲーム。
 一見、背徳的な物語に思ってしまいますが、背徳、葛藤、恋愛描写、キャラ描写など全てが薄いです。
 アニメーションで力使い果たしたようなゲームでした。

 以前から妹が好きだった主人公。
 妹が寝ている時にこっそりとイタズラをHな悪戯を仕掛けながら、物語は進展していきます。
 しかし、妹が実は起きていながら、寝ているふりをしている事に気付き告白する決心をします。

 しかし、主人公の告白の台詞。
「……お願い、僕のエッチな妹になってよ。いやなら僕はこの家を出て行く」
 これはどうなんだよ……。
 一応自覚はしているようですが、かなり卑怯くさい告白で嫌でした。
 普通に好きだって言った方がずっと好感が持てます。

 そしてOKを貰って付き合いだしてから、その後はひたすらHするだけの展開です。
 動物のように、Hしたくなったらいつでもどこでも妹とHする主人公。
 危機感の一つも覚えず、お風呂、ベランダ、列車、田舎と様々な場所でひたすらHしまくります。
 日常描写も全くなくなり、H以外は何も無いと考えていいほどです。
 エッチすること自体はいいのですが、妹を大切にする気持ちや、妹が好きだと気持ちまで全く描かれておらず、本当に妹のことが好きだったのか疑問に思ってしまうほど。

 そして、これだけ危機感もなしにやっていたら当たり前な気もしますが、遂に親に見つかります。
 しかし、その親バレシーンもあっさりしてます。
 ばれた後すぐに暗転し、淡々とその後が語られます。

僕は家を追い出されひとり暮らしをさせられた。
学校の転校。
自業自得だ。
取り敢えずその学校を出るまでは仕送りしてくれるとの事。
勿論唯には行き先は伝えられず。
母はホステスを辞め昼の仕事に専念するらしい。
全ては僕と唯の接触を切り離す為。
もう戻れない。
……僕等は終わった。
それから1年ほど経った。


 以上が親バレ後のモノローグ。
 ばれてから数クリックすると、1年後まで話は飛びます。
 せっかくの親バレだと言うのに、ばれた後の話し合いだとか、何も無いまま1人暮らしさせられてしまいました。
 肝心な部分の描写も薄いなぁ……このゲーム。

 一応、その1年間の間に主人公も少しは妹とのことを考えたようですが、その文章からは無気力になっているようにしか感じ取れませんでした。
 1年後に妹と再会を果たすというEDにしても、同じ『未成熟な妹のままで』の方が台詞、心理描写、共に断然上と感じましたし、結局、このゲームの特出した良い所は見つけられませんでした。

 結果として、キャラ描写、シナリオ共にイマイチだった妹。
 せめて、兄の妹に対する想いがちゃんと描かれていれば良かったのですが。
(2009.7.7記)

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十崎 由衣(ALMA 〜ずっとそばに〜 -Complete Edition-)

 記事は削除しました。

(今後改稿予定)


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神野 唯子(ちっぱい妹)

 BABELの同人ゲームより。
 通称、ゆい。
 タイトルの通り貧乳な妹。そして、それを気にしています。
 お兄ちゃんっ子で、年齢は表記されていませんが相当幼い。
 殺生を許せない性格で、魚も肉も食べない菜食主義者というどうでもいい設定も持っている。
「あたりまえだよー。ゆいこお肉なんて食べないもん! 動物さんをいじめるのはよくないよーっ!」

 まず、完全に私の好みの問題になりますが、この妹の声が絶望的に合いませんでした。
 担当声優の津軽りんごさんは、同サークルの『ツンデレな妹』でも声を担当していますが、その時は全く気にならなかったです。
 他にもいくつか彼女の声を担当しているゲームをプレイしていますが、合わないと感じた事はありませんでした。
 にも関わらず、この妹の声と話し方だけがどうしても私と合わないようです。

 とりあえず、胸の小さい妹が胸を大きくしてくれとせがんできたため、それに協力するのがこのゲームの本筋。
 特にストーリーはなく、ひたすら妹の胸を大きくするために尽くす兄の姿が描かれます。
 基本は妹の胸を揉んだり舐めたりする行為から始まって、男性器を胸にこすりつけたり、空気圧で胸を大きくする秘密兵器を使う等。
 バストアップとキスをただひたすらして、妹との関係を深めていくゲームです。

 中でも印象に残ったHシーン。
 胸の筋肉を鍛えると形のいいバストになると聞いて腕立て伏せを始める唯子。しかし、力が無いため中々出来ない。
 何かを脇に挟んだほうが力を入れられそうだと聞いて、妹が思いついた方法。
「じゃあお兄ちゃんのおちんちんをはさんでー!」
 何でそうなる?
 言われるままに兄は妹の脇に男性器を挟めるけど、そんな状態で腕立て出来るわけがなく、そのまま射精して終わり。
 このどこを突っ込んでいいのか分からないシーンは、否が応にも印象に残ってしまった。


 そんな感じでおバカっぽい日常を送っていきますが、最後でストーリーに大きな山場が出てきます。
 いつものように兄妹でキスしている所を父親に見つかり、警告を受けてしまいます。
「今回だけだ。今回は見逃してやる。次に同じことをしたが最後、うちの敷居は跨げないと思え」
 このシーンを見た時、BABELは今回新たな兄妹シナリオの領域に挑戦してきたのかと期待してしまいましたが……。
 残念ながら、その期待は実りませんでした。

 一度、親に言われたから止めようとする兄。
「父さんが言うことは間違っていない……父さんがいるから、俺もゆいもこうして暮らすことができるんだ」
 しかし、家の権力者に言われたから止めようとするのであって、軽々しくやっていた行為が重い事だと気付いたわけではありません。

 しかし幼い妹は、なぜ駄目なのか分からないため関係を続けようとします。
「そのおはなしと、ゆいこがお兄ちゃんのこと好きなのと、なにか関係あるのぉ?」
「ゆいこ、よくわかんない。おとーさんがなんでおこったのかも、お兄ちゃんがどうしておへやにもどれって言うのかも、わかんないよぅ……」


 妹に言い聞かせようとする兄。
「兄妹でキスしたり、おっぱい揉んだりするのはおかしいんだよ……少なくとも、父さんは認めてくれない」
「俺たちは父さんに養ってもらってるんだ。だから父さんがダメって言ったらダメなんだ」

 しかし、実際に悪いとも思っていないため、妹を説得しきれずにあっさり押し切られます。

 妹の告白を受けて、結局は本番Hまでしてしまう兄。
 そして、表向きは妹と距離をとっているものの、こっそり妹と性交を続けるというエンディングを迎えます。
 親バレにより提示された問題が何一つ解決しないまま終わる物語。実にスッキリしない……。

 この親バレ必要あったのでしょうか?
 親バレを通じて、考え無しにHしていた兄妹が、罪悪感を覚えたり真面目に近親相姦に向きあったりするのであれば、少しは違ったのでしょうけど。
 実際は、親を裏切っている行為だということを一切自覚せず、隠れてHするという方法をとっただけ。
 ただ後味を悪くするだけの親バレに思えました。
 どうせ背徳感なんて無いゲームなんですから、改めて親と話し合ってみて認めてもらうように頑張った方がずっとスッキリしたと思います。

 親バレというこのサークルの新たな挑戦も不発に終わったかのようなこのゲーム。
 声が全く合わず、妹のバストアップ行為にも感じるものが少なかった私としては、非常に印象の薄いゲームです。
(2010.8.20記)

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香坂 優佳(ふた魔女)

 記事は削除しました。

(今後改稿予定)


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優(さわさわ絵にっき〜妹と××編〜)

 X-BANGBANGからの同人ゲームより。
 5年前に両親を失い2人きりで暮らしていた兄妹。
 いつも同じ布団で寝るほどのお兄ちゃん子です。
 その兄と2人暮らしの生活が短いながらも、しっかり描写されています。

 残業続きで寂しいけれど、兄の立場を優先する妹。
「うん、分かってるよ。お兄ちゃん、優のためにがんばってくれてるんだよね」
「いや、そんながんばってるつもりはないよ」
「ええ? お兄ちゃんがんばってないの?」
「がんばらなくても優のためだったら、なんてことないからね」
「あうー……そんな真顔で、そんなこと……」

 いきなり夫婦みたいな会話をやらかしてくれます。

 妹に突然生理が来てしまい、慌てて薬局に走る兄。
 買いにくそうに生理用品を店員に尋ねる辺り妙に生々しいです。

 初潮を迎えたので、妹と距離を置こうと思い、別々に寝ようと言い出す兄。
 それ以外でも、年頃になった妹に自分の部屋を与えるためにはどうしようかと考えたり…
 妹もそれを受けたのか、兄とあまり話さなくなり、自分から兄と別の布団で寝るようになります。
 寂しいながらも、それが男親の役割だと思い、しかたないと割り切る兄。
 ここら辺の寂しさもリアルな感じがしますね。

 しかし、暫くたったある日、優は兄にこう告げます。
「もう、大丈夫だよ」
「あのね、もう、優、不浄じゃないから……」
「うん……終わったから、もう大丈夫なの」
「だから、今日からはまた一緒にベッドで寝ても大丈夫なの」

 兄と距離をとっていたのは、生理が汚いものだと思い、兄に嫌われないようにわざと離れていたようです。
 この台詞がなぜかツボに入りました。

 その後は、このゲーム売りである、妹をさわさわしながらのHシーンが発生するのですが、私的にこのゲームの魅力は冒頭にあると思います。
 それゆえ、その導入部分をもう少しゆったりと長めに書いて欲しかった。
(2008.5.18記)

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優美(めっちゃママ)

 cyonのPCゲームより。
 スポーツ少女でラクロス部に所属。
 言葉遣いが荒っぽく、昔はお兄ちゃんっ子でしたが、今は兄をとことん嫌っています。

 ちなみにこの手の妹に多いツンデレ妹ではありません。
 実は兄の事が好きなんて設定はありませんので、期待するだけ無駄です。
 同じ罵倒系妹の『天使のいない12月』の恵美梨のような、家族に対する安心感や妹を大切に感じるシーン、楽しめる兄妹会話なんてのも、一切ありませんでした。

 妹は兄を「こいつ」「ダメ男」で通しているのに対し、兄は妹を「優美さん」とさん付けで呼んでいます。
 冒頭の会話からしてこんな感じです。
「ぁあーっ! もう、うっさいなぁ!」
「あ…! ゅ、優美…さん」

 このやり取りだけでこの2人の力関係が分かります。

 ひたすら容赦がない妹。
「おい、ダメ男」
「ママが優しいからって、あんま調子に乗んじゃねーよ」
「ママはさー、なんていうか、コイツに甘すぎるんだよ。こんなの、ほっときゃいいのに…」
「こいつ、そろそろウチから追い出したほうがいいよー」

 引きこもりで気弱なくせに母親に対してだけは強気になったりする兄なので、軽蔑されて当然のような気がしますが、罵倒だけでは魅力を感じません。

 このゲームのメインヒロインは、タイトル通り実の母親です。
 その上、低価格ゲームゆえか、この妹はあくまでオマケ的存在で、まともに扱われていません。
 Hシーンもありますが、薬の副作用で母や妹を襲ってしまうという強姦モノです。
 浣腸したりと特殊な趣向に走りますが、そっちの属性は一切無いのでそれも少々きつかった。

 そして、EDもまともな妹EDなんてありません。

 ショタ化した主人公が父親にレイプされたのをきっかけに、家族乱交が起きる家族ED。
 いつの間にか妹も混ざって兄に迫る。
「あ〜、ママばっかりずるい〜っ! 優美も、お兄ちゃんのおち○ちんほしいんだからぁ〜っ!」
 兄を受け入れてますが、過程もなにもあったもんじゃないです。

 そして、母と共に兄に調教されるED。
「お兄ちゃ〜ん♪ 優美のおしっこするところ、いっぱい見てぇ〜♪」
 調教されたというより、すでに壊れています。

 優美自身が悪いわけではありませんが、この兄妹仲と扱いでは、萌えは一切おきませんでした。
(2009.7.11記)

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麻倉 由緒(たいせつなうた)

 Q-XからのPCゲームより。
 現実と夢の世界を行き来するこのゲーム。
 現実世界での兄への呼称は『お兄ちゃん』で、夢世界では『お兄様』。
 どちらでも、甘えん坊で子供っぽく、明るい妹。
 その後に同じメーカーから出た『こころナビ』の凛子とはかなり正反対です。
 お兄ちゃん子ではあるが、普通のお兄ちゃん子とは違い、朝起こしに来て起きなかったら、兄の顔に落書きをしていってしまう様なお茶目な性格。

 そんなお茶目が炸裂したシーンがお気に入り。
 妹が教室まで迎えに来てくれた時、彼女と勘違いした友人に問い詰められますが、すぐに妹だと返答。
 しかし、友人は信じていないのか由緒に聞く。
ランディ「キミは…ナオヤと、どういう関係なの?」
直哉「だから! さっきから言ってるだろ…」
由緒「あっ、由緒です。私…朝、この人にナンパされちゃって〜」
ランディ「…………」
直哉「…………」
ランディ「ナオヤ!!」
直哉「このあほっ!」


 誤解が解けた後も……
ランディ「…やっぱり、ただの妹さん?」
由緒「ただの………かな?」
ランディ「ナオヤーッ!!」

 この妹、故意に勘違いさせようとしています。

 ちなみに、兄のほうから妹を迎えに行っても……
女子「麻倉ー! 男が迎えに来てるーっ!」
最悪だ…。一刻も早く…道を覚えなくては!
由緒「もーっ…! いいじゃない、誰だって…」
はにかむような由緒の声…!
おまえは…ハッキリと否定しろって!

 ここら辺の流れは、製作者は実に分かっています。

 最も印象的なのは、エッチなゲームの雑誌を開いている所を見つかるシーン。
 しかも開いているページはよりにもよって妹モノゲームだったり。
由緒「………け・だ・も・のっ!」
由緒「いやぁん! 犯されちゃう〜」

 実際に起きたら悪夢な出来事かも知れませんが妙に笑えてしまえます。


 兄と1年間離れて暮らしているうちに彼氏が出来たようだが……。
 しかし、どういうわけか彼氏の話を聞こうとすると不機嫌になり、答えてくれない。
 その理由は?

 ある日、妹と彼氏との会話を聞いてしまう兄。
 由緒の身体の事しか考えていない彼氏は、触らせてもくれない由緒の態度に苛立ち襲う。
由緒「こんな事したくて付き合ったんじゃないし…呼び捨てにされるのも嫌なの! お兄ちゃん以外の人に言われたら…なんか…気持ち悪いんだもん…」
男子「………また『お兄ちゃん』かよ…本気で…兄貴に変な気起こしてんじゃねーのか? おまえ…」

 更には脅して由緒に肉体関係を迫る男。
男子「兄貴を好きだって事…言いふらすぜ? 口止めになるかわかんねーけどな…」
 もちろんその後、切れた主人公が助けに走ります。

 そして、彼氏の事を聞くと改めて答えてくれる。
由緒「誰でも…よかったんだもん……彼氏なんて…」
 その理由が兄への気持ちを忘れるがためであったこと。

 妹の自分に対する本当の気持ちを感じ取った兄。
 自分が妹の事をどう思っているか…このままでいいのか…周りはどう思うのか…そんな葛藤の末、答えを見つけます。

 妹と改めて話しあう。
由緒「お、お兄ちゃんは…好きな人いない…の?」
 そんな妹の質問にいると答え、その娘がどんな性格かを教えて相談する。
直哉「そんな娘は…どういう風に攻めたらいいと思う?」
由緒「そ………そだねぇ…うーん。思い切って………ストレートに『好き』って言うのが…いいかも…」
直哉「なんだそりゃ…。考えに考えて、結局そんな物か?」
由緒「ぁ……はは。ダメ…だね……」
直哉「ストレートに…好き……か…」
由緒「ストレートに……うん、そう…」
直哉「俺………おまえの事が好き…みたいなんだよ」

 ここで兄のほうから告白。
 このもどかしさに『こころナビ』凛子シナリオの原点を感じました。
 そこからの短いながらも、甘々な展開に身悶えます。
 18禁シーンは規制緩和前なのでもちろんなく、エッチなシーンも『こころナビ』の凛子に比べると全然なく、キスシーンのみですが何故かこのキスに異常なほどのエッチさを感じてしまいました。
 幸福でありながらも、誰からも祝福されないことは自覚している2人。
 未来に対して不安を感じながらも、幸せを噛み締めていく兄妹。

 近親好きメーカーとして名高いQ−Xの力を改めて実感しました。
(2007.7.30記)

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都々御 ゆか(孕ら☆みん〜催眠中だし子づくり宣言〜)

 スワンアイからのPCゲームより。
 現在、スワンアイより、4作品発売されている孕らシリーズの第2作目。
 大人しく病弱で料理好きな妹。

 孕らませの「孕ら」と、催眠術の「みん」を合わせたタイトルどおりのこのゲーム。
 しかし、その二つの要素以外は足りない所だらけのゲームでした。

 本作には大きなストーリーやシナリオ性は、存在しません。
 ひたすら主人公や妹が、幼馴染やクラスメイトたちと楽しく学園生活を満喫、あるいは母や姉と仲良く家庭生活送るような日常が続く物語です。
 夏休みに遊びに行ったり、学園祭でドタバタしたり、猫を飼い始めたりと、そんな何気ない日常。
 兄妹の何気ない生活描写は好きな方なので、それは構わないのですが……しかし、そんな日常ばかりで肝心の恋愛面の話すらほとんどありません。
 ゆかルートにおいても、実妹とのラブストーリーとか恋愛過程とか一切ありませんでした。実妹なのに……。

 18禁シーンについてはかなり不満。
 このゲームのHシーンは、ヒロインに催眠術をかけて同意を得ないまま、性交に至るというコンセプトをとっています。
 ヒロインに対する想いなんてものは、一切かかれず、とにかくエッチな事をしたいがために催眠術を使用する主人公。
 近親者であるゆかに対しても、ただ性欲を満たしたいから、催眠術をかけて罪悪感もなしに行為に至ってしまっています。実妹なのに……。

 以上のように、恋愛描写なし、性交に至る心情なし、罪悪感もなしなので、葛藤背徳一切存在しないシナリオです。

 中でも、こんなシーンが有ります。
 ゆかとのエッチしようとしている際に、母親と姉に見つかってしまう、いわゆる家族バレの描写があります。
 しかし、母親と姉に、主人公がボコられるだけのギャグ描写で済まされてしまいました。
 それでいいのか……? この家族は?

 そして、妹自身についての事ですが……。
 私は、以前、同じくスワンから出た妹『淫妹LOVE』の茜を書評する際、没個性と書きましたが、このゆかはそれ以上に個性が無いと感じてしまいました。
 確かに兄に対する懐きっぷりは可愛いのですが、印象に残るシーン、行動、台詞などが、ほとんどないんです。
 全ての行動が「大人しく病弱で料理好きな妹」の設定だけをなぞっているだけというか……。

 確かに可愛い妹かもしれませんが……ストーリー、恋愛、背徳、H、家庭、個性等様々な問題点により、魅力のない妹になってしまっていました。
(2009.7.2記)

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苅谷 ゆき(3次元少女を保護しました)

 HEAT-SOFTからのPCゲームより。
 両親が大事に育て上げたためか、良くも悪くも純真無垢で、世間知らずな妹。
 オタクで一日中部屋に引きこもりっぱなしな兄の事も、特に嫌ってはいないどころか結構懐いています。
 兄も、両親と話すことさえ苦痛であるのに、妹と話す事は苦ではない様子。そのため、妹と話す機会はそれなりに多いです。

 重度の引篭もりである主人公が、なし崩し的に家出少女らしきヒロイン沙羅(実はサキュバス)を保護する事から始まるこのゲーム。
 妹は、何度か兄の部屋から女の人を聞こえたと不思議がってきますが、テレビの音だという兄の言葉にあっさり納得。
 人を疑う事を知らないこの妹らしいです。

 性に関することには無知ですが、興味のある年頃ゆえか、時々兄を困らせる質問をしてきます。
「ねえ、お兄ちゃん。『初体験』ってどーゆー意味?」
「男の人のアレを、女の人の中に入れると赤ちゃんができるってホントなの?」


 中でも兄の容姿に関する兄妹会話が一番お気に入り。
「お、お兄ちゃんは今のままで充分、格好いいんだから」
「……はぁ?」

今、この妹は何を言ったんだ……?
俺が格好いい……?

「ん? どうしたのお兄ちゃん」
「ゆき……悪いことは言わない……今すぐ眼科に行くんだ……」
「え……? どうして? わたし目、悪くないよ?」

「いや、ものすごく悪い……俺が格好よく見えるなら、それはもう病気のレベルを超えている……」

くっ……自分で言ってて悲しくなってきた……
しかし、これもゆきの為だ!
俺は自分を犠牲にしてでも、ゆきの病気を治す!

 しかも、その後、ゆきは学校の友達にも自分の兄が格好いいと話をしていることが判明。
 それを聞き、ゆきに恥をかかせないようにするため、もし妹の友達が家に遊びに来ても姿を見せないようにすることを心に誓う。
 格好いいと言われて喜ぶより妹を心配する引きこもり兄がいい奴に思えてきます。

 途中で、ヒロインの沙羅が引篭もり童貞の精液を狙ったサキュバスだと判明してから一気にストーリーは進みます。
 そこからなだれ込む妹とのHシーンはかなり無茶苦茶な流れです。純真無垢なことを利用され兄妹そろって沙羅の手の中で動かされます。

 沙羅にそそのかされて、兄にオナニーを見せる。
「えっと、沙羅さんは男性に見てもらうのがオナニーなんだって……ちゃんと出来てるか見てもらわないと一人前だって言えないって」

 兄の布団にもぐりこんで沙羅から教えられたとおり朝のご奉仕。
「何してるんだって……見て分からない? お兄ちゃんに、奉仕してるの……朝のご奉仕」
「わたしの、オナニーを見て……ここ、おっきくしてたでしょう? 辛そうに、ズボンの中にあったから……ちゃんと責任を取らないとダメなんだって……」


 その後、サキュバスの沙羅に搾り取られることを恐れた兄は、沙羅以外とセックスすれば精液が不味くなると聞き、ゆきに助けを求める。
 嫌われる覚悟でゆきにセックスしてもらう事をお願いするのですが、あっさり承諾。
「うん、良いよ。……だって興味あったし、お兄ちゃんの頼みなら、聞いてあげなくちゃ……」

 しかしそれすらも沙羅の策略だった。
「元々、あたしはそのつもりでゆきちゃんを唆したのよ。近親相姦をするとね……味が豊潤になるのよ。さらに熟成させるの」
「どんな理論だ!!」
「知らないわよ。あれじゃない? その土地で取れたおコメはその土地の水が一番相性が良いみたいな?」

 結局、わけの分からない超理論で近親相姦させられてしまったことに。

 ゆきよりのルートの末にたどり着くのは、家を出て沙羅と二人暮しを始めるものの、ゆきも時々遊びに来て3P三昧というエンド。
 沙羅&ゆきエンドであり、ゆき単独エンドじゃないのは残念。
 恋愛も背徳もない兄妹でしたけど、それなりに笑えたし、低価格ゲームのサブヒロインとしてはこんなもんかな?
(2009.4.29記)

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矢崎 雪華(bitter smile.-ビタースマイル-)

 戯画からのPCゲームより。
 年頃の妹で、何より兄をウザがる。
 この妹は、攻略不可のサブキャラでルートや専用エンドも存在しません。
 そして、OHPの紹介には何故かこの妹が載っていません。他のサブキャラの知世翔と恵は載っているのですが。

 プレイ開始してすぐに主人公から語られる妹の紹介。
この、目に入れても痛くない可愛い女の子。
俺の愛妹こと矢崎雪華。
妹キャラはこの実の妹一人で十分事足りている。
俺は彼女を雪華ちゃんと呼んでいるが、最近はもうお年頃で反抗期なのか、俺の相手もろくにしてくれない。
昔はお兄ちゃんお兄ちゃんと懐いてくれてたのに……。
『ウザい』とさえ言われる事もしばしばだが、それはきっと俺への愛情の裏返しなのだろう。
そうに違いない。
俺の妹が俺の事を嫌うわけないからな!

 この主人公のモノローグを聞いたとたん、何故妹からウザがられているのか、はっきり理解できました。

 この兄は本当にウザいです。
 他のヒロイン相手には普通に話せているのですが、妹を相手にしたとたんウザくなります。
 妹曰く「どうしてお兄ちゃんって私と話すときだけ、うざくなるんだろ」

 妹の着物を目の当たりにして
「おお、雪華ちゃん今日は一段と艶やかで可愛いねー! 着物もすん―――――――ごい似合ってるよっ! ほら、お兄ちゃんが抱っこしてあげよう」

 妹がたこ焼きを食べる際
「雪華ちゃん、熱いからフーフーしてやろうか?」

 妹がTVを見ながら眠そうなのを見て
「あ、雪華ちゃん、眠いなら寝ていいよ。ほら、お兄ちゃんの膝の上で。なんならお兄ちゃんが部屋まで抱っこしてやろうか?」

 同じ実妹が攻略不可のゲーム『乙女恋心プリスター』のアモンが格好良いシスコンだったのに対して、こっちは妹の気持ちを無視したウザいシスコンです。


 兄と妹が幼馴染の轟木家に同居することから始まるこのゲームのストーリー。
 自宅での日常においても、ヒロインの方が出番が多く、雪華はほとんど絡みません。
 主人公を「お兄様」と呼び懐いてくる妹的キャラのみいの方が雪華よりずっと傍にいる状況です。
 
 雪華の兄に対しての印象的な台詞のほとんどは、こんな感じ。
「気持ち悪いこと言わないで」
「そういうところも余計にウザいのになぁ…」
「お兄ちゃんに褒められてもあんまり嬉しくないなあ…あとこっち来ないでね!」

 妹の罵倒から始まる兄妹の言い争いは大好きなのですが、これはウザいシスコン兄に本当のことを言い放っているので言い争いになんて発展しません。
 萌えるようなものもないし、楽しめるような会話でもなかったです。

 思うのですが、このゲームにおける、この妹の役割は一体なんだったのでしょうか?
 兄妹エピソードも回想シーンも全く無く、兄妹の絆を確かめあったりする箇所も無い。
 ヒロインのルートにおいても、兄やヒロインの相談やサポートをするわけでもない。
 もちろん誰とも結ばれないEDで救済してくれるなんてこともありません。
 日常における箸休め的な存在にもなれず、ムードメーカーでもないし、マスコットキャラにもなれていないです。

 しかも雪華のキャラクターについて言うと、兄をウザがる以外は何も分かりません。
 趣味、特技、好きなもの、交友関係など何一つ判明せずに終わり、とてもキャラが立ってるとは言いがたい。
 サブキャラという点を考慮しても、何もかもが足りていないです。
 
 現在の戯画の妹への想いはこんなものなのか?
(2010.7.3記)

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 以下、蛇足

 このゲーム、サブキャラの使い方にかなり疑問です。というか下手としか思えない。
 ストーリーに溶け込んでまともに活躍出来たサブキャラは、後輩の知世翔のみ。
 実妹の雪華と同級生の恵は、ストーリーに絡むことはなく、存在しなくともシナリオは変わらず進行したと思います。
 特に恵は性同一性障害者という特殊設定でありながら、それを生かしたシーンなんて一切無く、一体何のためにそんな設定のサブキャラを出したのか不明。
 流行ってるからとりあえず出したみたいな気がして嫌な感じです。
(2010.7.3記)


明石 柚子(感染って発情アクメ菌!−精にまみれた女学園−)

 softhouse-sealのPCゲームより。

 まず、OHPに書かれているこの妹のキャラクター紹介の文章をそのまま転載させていただきます。

主人公と二人暮ししている妹。
兄に撫でてもらったことや優しくしてもらったことをノートに書き溜めている程に兄の事が大好きで、将来は兄のお嫁さんになりたいと思っている。
しかし、両親に兄妹で結婚してはいけないときつく諭されてからは、想いを隠すように、兄にはきつくあたっている。
文科系の兄とは違い、体を動かす事が好きで、セクハラの多い兄へ暴力を振るう事は日常茶飯事となっている。


 簡単に言うと、兄の事が好きだけどきつく当たっているツンデレ妹です。
 しかしこの紹介文にちょっとツッコミを入れたい。
 両親に兄妹で結婚してはいけないときつく諭されていたことが分かるのは、柚子ルート終盤で分かるようなネタバレなので、OHPで書くようなことなのかと少々首を傾げます。
 そして、妹とは二人暮しをしていますが、家での描写はほとんどなく、Hするかちょっとした挨拶くらいなので、今ひとつ妹との生活感は薄い。
 これは低価格ゲームだから仕方ないかな?


 ちなみにこのゲームのジャンルはバカゲーです。
 アホで下心丸出しの保険医である主人公が、ハーレム願望を抱き、女学園で自らの開発したウイルスをばら撒いて次々エッチするのが主にこのゲームの流れ。
 没入乳首になるウイルスをばら撒いて治療と称して胸を吸ったり、Hな気分になるウイルスをばら撒いて感染した者とHしたり、そんな感じのHシーンを繰り返します。
 女の子の意思と関係無しにウイルスを使って性行為をするなんて言語道断!なんて、マトモな事を考えていてはこのゲームを楽しむことができません。
 このゲームを楽しむのには主人公と同じアホになるしかないです。

 実妹の柚子に対してもそんな感じの性行為をします。
 プロローグで、妹はハーレム計画の一員にはなりえないと語っていますが、実際は何の抵抗もなくHしてしまいます。
 催淫ウイルスを感染させた妹に、夢だから何をやってもいいと言って処女をあっさり奪ったり。
 性欲任せに実の妹の処女を奪っておいて、それを夢だと思い込ませ、罪悪感も責任取る気もないのは流石にいかがなものか……。
 この兄貴にまともな兄としての思考を期待するのは止めましょう。


 しかし、妹が兄に告白する流れは結構面白かったです。

 自らにベタ惚れするウイルスをばら撒いて、女学生と乱交しようとしている主人公。それを見て嫉妬した柚子は兄を連れ出す。
「ちょ……ちょっと、やめなさいよ、みんな! ああ、もう! お兄ちゃんから……離れてよーっ!」

 そこで2人きりで逃げ隠れたところ、兄がムラムラしてきたため、妹はHすることを承諾。
 兄は、妹が自分の事を受け入れてくれるのはウイルスの影響だと考え、深く考えずに性欲解消のためH。
「で、でも……いいの? ……柚子とお兄ちゃん、兄妹なのに……」
「今更そんな事気にするなって。まあ……ほら、いいんじゃないか? 今は、恋人だと思ってくれてるんだろ、俺の事」
「え……こ、恋人?」
「ああ、今は恋人同士だし、問題ないだろ」
「……う、うん。お兄ちゃん……嬉しいよ、柚子。お兄ちゃんも……柚子の事、そう思ってくれてたんだ」
「え? あ、ああ、まあ……」
「そう……だよね。兄妹でも、好き同士だもん! バレなければ……いっぱい、いっぱい大好きになってもいいよね!」

 兄の発言によって、自分達は両想いで、兄と恋人同士になれたと勘違いしてしまう柚子。
 しかし、兄は性欲を満たしたいが為に口から出任せを言っただけだし、妹の発言もウイルスの影響で言っていると思い込んでいます。

 前から兄の事が好きだった柚子は、ウイルスの効果が切れても、もちろん兄を好きなままだし、既に恋人同士になったつもり。
 しかし兄はその出来事をウイルスのせいと考え、既に妹は自分の事を好きではないと思っているため、簡単に亀裂が走ります。
「新婚生活は、今の家でいいよね♪ お兄ちゃん、いつも寝坊してるから毎朝柚子が目覚まし代わりに起こしてあげるね」
「頭、大丈夫か?」
「ひ、酷い! 柚子は二人の甘い新婚生活の予定、あれこれ考えてあげてただけなのに!!」
「はっ? お前、兄妹で何をバカな事を……」


 そこで妹のとった行動は……
 放送室に行き校内放送用のスピーカーを流して、全校生徒の前で兄に告白します。
『……みんな、こんにちは! 突然でごめんなさい! でも……今日はどうしても学園のみんなに証人になってもらいたいんです!』
『鈍感で、無神経……でも優しくて格好良い……柚子の大好きなお兄ちゃん! 明石一を柚子がどれだけ愛しているのか。それを……聞いてください』

 公開処刑とばかりに『お兄ちゃんノート』を読み上げ、自分がいかに兄を好きかを語りだす柚子。
 柚子本人は真剣に告白しているつもりなのですが、兄に対する復讐なんじゃないかと思ってしまうほどぶっ飛んでいます。

 更には、駆けつけた兄と放送室のスピーカーをオンにしたままでの兄妹相姦。
 それを聞いた、教頭、理事長、全校生徒と学園のほぼ全員から祝福してもらえ、何故か泣いて感動する人まで出てくるほど。

 そして、ここでOHPに書かれている件のネタバレもここで明かされます。
「なるほど……親父とお袋が、反対してたのか」
「うん……柚子が本気でお兄ちゃんを好きだってバレちゃったみたいで……そういう気持ちが無くなるまで、あっちゃダメだって」

 今更ですが、この設定必要だったのでしょうか?
 正直なところ、そこまで複雑な想いはこの妹からは感じ取れませんでしたし。
 兄の事が大好きだけどきつく当たってしまうような普通のツンデレ設定でよかったんじゃないかと。
 第一、妹の気持ちを知って諭しているにも関わらず兄妹での2人暮らしは認めているって、何か設定がおかしい気がするのですが気のせいでしょうか?

 そして、後日談のモノローグで書かれる親との顛末。
 主人公は、父親を催淫ウイルスに感染させ、無理矢理浮気させた所を現場を押さえて脅し、めでたく妹とハッピーエンド。親父可哀想……。
 親の説得すらバカゲー全開なあたりは、ある意味感心してしまいます。

 更に、ウイルス開発に嵌ってしまった兄妹は、男性器を3つにしたり触手を生やすウイルスを開発して、それでHしつづけるというエピローグを迎えます。
 エピローグですら、真面目さの欠片もありません。

 ツッコミ出したらキリがない、終始バカゲーで通したこの妹シナリオ。
 バカゲーとしては楽しめ笑ってしまいましたが、近親相姦としての魅力を感じたかというとかなり難しいです。
 同じバカゲーでも、兄がそれなりに妹との仲を真面目に考えていた『つくして!MYシスターズ』は近親相姦モノとしてみることが出来たのですが。
 やはり、主人公の性格がアホ過ぎたのが災いしたのでしょうか?
(2010.6.26記)

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假屋崎 柚子(こいらぼ[KOI-LABO.])

 DIVAのPCゲームより。
 突然、離島の学校で教育実習生をする事になった兄を追って転向してきた妹。
 しっかり者で強気。素直になれない判りやすいツンデレ。
 兄に対してかなりきつい言葉で接してきますが、その分兄の事を案じている様子。
 兄もそれを知っているので、素直になれない妹を優しく接して可愛がっています。

歯に衣着せぬ言葉……ともすれば、相手との関係を壊しかねないその物言い。
それは柚子なりの心配……
こいつは昔からそうだった。
口ではきついことを言っていても、それは相手を思っての言葉。
棘だらけの言葉の中に……必ず、温かさが混じっていた。
昔から一緒にいる家族だからわかるその温かさ。
俺には、それがとても心地のいい物のように思えた。


 島にやってきた次の日、兄のマンションの隣に住み着き、穴を開けて自由に出入りできるようにする無茶っぷりを見せてきます。
 それから、妹との2人暮らし?が始まります。
 朝起きたら、家に妹がいて小言を言ってきたり、寝ぼけて兄に抱きついてきたり、両親から送られてきたアルバムを一緒にみたり、着替えを目撃してしまった罰として買い物に付き合わされたり……そんな日常を送る事になります。
 学校でも妹と一緒にいますが、自宅での日常の方がずっと好きです。

 体調を崩した兄を看病しようと、料理が下手なくせに、お粥を作ろうと切磋琢磨するシーンがお気に入り。
「ダメダメダメダメ〜! こんなんじゃお腹壊しちゃうよ〜! どうしよう〜、どうしよう〜。うう〜、お米も残り少ないし、もう失敗は出来ないよ」
「お兄ちゃん、おなか減ってるだろうし。お兄ちゃんが風邪でダウンしている以上、私が何とかしないと」
「って、お、お兄ちゃん!? い、いつからそこに」

 見られていたと判ると恥ずかしくなったのか、今までの言葉を否定。
「わ、私、別にお兄ちゃんの為におかゆを作るつもりなんて無いんだから! 勘違いしないでよね!」
 結局、後で完成したお粥を持ってくる。
「余ったからもって来たの。捨てるのもったいないからさっさと食べて」
 典型的な子供っぽいツンデレですが、まぁ可愛い。

 他のヒロインからの電話の後に妹の部屋に行ったら、兄の部屋の壁にコップを当てて聞いているおかしな姿が目撃できたりもします。
「もう〜! 一体、誰から連絡が来たのよ! 何にも聞こえなくなるし……このままじゃ、お兄ちゃんが……!」

 昔からお互いの事を好き合っていた兄妹。
 そんな生活を続けているうちにいつしか一線を超えた関係になります。

 しかし、結ばれた後から柚子ルート最大最悪ともいえる問題点が浮き彫りになってきます。
 何故かこの柚子ルート、Hして結ばれた後からの攻略が非常に難しいのです。
 このゲームの攻略システムは、主に場所選択でヒロイン4人の「花恋」「すみれ」「三葉」「蓮」の4人から選び、そこで展開されるシナリオの選択肢を選ぶ事になります。
 場所選択画面に柚子はいないですが、柚子と接点のあるヒロインも限られていてそこで柚子よりの選択肢を選べばいいだけですので、Hまではそれほど難しくありませんでした。
 問題は、柚子とHしてからもその柚子不在のヒロイン選択システムが続いていることです。
 そのため、妹とHした後なのに、他ヒロインとエンディングを迎えたり、他の女との仲を柚子に相談するといったありえない状況が普通に起きたりします。

 おそらくプレイする人の大部分が、柚子を攻略する際、攻略サイトのお世話になると思います。
 しかし、その攻略サイトの通りやったとしても、妹と結ばれた後に、他のヒロインとイチャイチャ、デート、キス等を通る事になります。そして、柚子と主人公が暫く会えないはずの期間であっても、他ヒロインとの話で普通に登場したりします。
 これは酷い萎え仕様です……。どうにかならなかったのか?


 ちなみにそれを超えた後の柚子シナリオはかなり真面目です。

 妹と体を重ねることに不安を感じ罪悪感に押しつぶされそうになる主人公ですが、柚子は自分たちの事を明かします。
「……私とお兄ちゃん。ホントは……血が繋がってないの」
「私、昔お母さんに聞いたことがあるの。『柚子は私の子じゃない』って。あのときはショック家出しちゃったけど……正直。これでよかったと思ってるの。だって、お兄ちゃんを好きになることができて……こうしてエッチもできるんだから」

 でも、それは妹の勘違いである事を兄は知っていました。
 柚子が父親の不倫によって生まれた異母妹であり、間違いなく血の繋がりのある兄妹であるということを。

 自分と兄に血の繋がりはないと思うことにより、それを拠り所に関係をいつまでも続けられ、周りから認められ結婚も出来ると信じていた柚子。
 でも本当は、血が繋がっていたことを知り、元の関係に戻る事に不安を覚え、必死で血の繋がりを否定しようとします。
 しかし、兄との子供を身籠ってしまったことによって、遂に罪悪感で絶望してしまいます。
 そこに駆けつけた時の兄の台詞は見ものだったと思います。
「……結婚なんてしなくてもいい。柚子がずっと傍にいてくれれば、それだけでいい」
「親父と母さんに何を言えばいいか? 全部正直に話せばいい。お互いに好きあってる……付き合ってるうちに恋人が妊娠したって」
「周りから白い目で見られる? 好きな目で見させてやればいい。他人に俺達の何が分かる? 俺達がどれだけ、お互いのことを想い合っているかなんて、他人にはわからないんだからな」


 妹の心情もしっかり書いており、真面目に書いた実妹シナリオだったというのに、くだらない攻略仕様で評価を落としたことが実にもったいない。
 最後にこのメーカーとこのゲームに望む事を。柚子と結ばれた後は柚子ルート一直線になる修正パッチを作ってください。
(2009.4.29記)

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夏八木 柚子(俺と妹の姦係)

 SCREENの同人ゲームより。
 世話焼きで無邪気な性格。
 母親が居ない家庭の中、いつも父や兄のため、家事全般を引き受けている。
 健気ですが、実にかわいそうな妹でした。

 このゲーム、まず、注意しておかなければいけないのがコンセプト。
 これは、『兄に絶対的な信頼を寄せてくる妹の気持ちを踏みにじり陵辱するゲーム』なのです。
 陵辱を期待していて、実妹を肉体的だけじゃなく精神的にもズタズタにしたい人には勧められます。
 しかし、実妹ゲームにそんなものを求めていない私にとっては、ただひたすら苦痛でした。
 本当にプレイしていて柚子がひたすらかわいそうになってきます。

 ふととある事で、妹を女として意識してしまった兄。
 そこまでならよくある話なのですが、その後の展開が酷い。

 ある日、柚子が先生に襲われかけて、兄の元まで逃げてきます。
 その瞬間、兄は、我慢していた自分が馬鹿らしくなり、妹を襲います。
 兄から発せられる、鬼畜な言動には引きました。

 その後もひたすら嫌がる妹を陵辱。
 幾つかエンディングがありますが、幸せな終わりはありません。

 中でも、父親エンドは吐き気がするほどでした。
 柚子が兄に陵辱されていることを知った父親は、あろうことか助けもせずに主人公と同じ様な行動に走ります。
父「だから言っただろう、父さんは気づいていたって。やめろとは言わない。だから父さんにもさせてくれと言ってるんだ。父さんはな、我慢してたんだよ、柚子。おまえは母さんに似ている、似てるんだよ、柚子」

 そして、お互い柚子を犯している事を知っての対面シーン。
父「どうする……?」
翔「権利を主張するかい?」
父「いや、父さんとおまえは対等だ」
翔「だったらそれでいい」
父「柚子がどちらかを選んだらどうする?」
翔「それはない。俺たちはそろって嫌われてるよ」
父「だろうな。思えば、かわいそうな子だ。やめておくかい?」
翔「いや、じごくに堕ちたって、もうとまらない」

ふらふらと柚子に手を伸ばす親父。俺も後に続いた。

 最悪……。
 この親あっての息子ですね。

 とあるエンディングで主人公はこう語ります。

最近、ふと思うことがある。
俺はひょっとしたら、柚子が嫌いだったのではないだろうか――。


 その言葉の通り、このゲームに私の望む兄妹愛はありませんでした。
(2007.9.22記)

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ユピア(ぴヨナ=ピコナ)

 RUNEからのPCゲームより。
 『初恋』より1年以上前に同ライターと同メーカーによって作り出された妹です。
 お姫様でありながら、兄を追って城を飛び出すくらい行動的でお兄ちゃん子。

 主人公は、魔法が使えないということを理由に追い出された兄。
 ユピアは、周りからはダメ王子扱いされているはずの兄を慕っており、兄を追って学校まで編入してくる。
 追い出された兄とそれを追って1人でやってきた妹、一国の王子と王女とは思えないですが、適応力に優れた血筋らしいです。

 ちなみに、この妹シナリオには、特に大きなストーリーは存在しません。
 妹のいる場所を選択すると、主に剣の特訓に付き合うちょっとした小話の連続で成り立っています。
 物語性が無いとはいえ、その兄妹会話は中々いいです。

 一緒に雑巾がけ競争をしている最中にパンツが見えていると言われて慌てるユピア。
「もう、お兄様のえっち!」
「見えているのを親切にも教えてやっただけだ。目の前でちらつかせるほうが悪い」
「もう……そんなにユピアのぱんつに興味があるの?」
「あるね! あるある!!」
「…………」
「……ま、スケベな兄と思って、ちょっとは勘弁してくれ。ユピアだから叩ける軽口ってのも、確かにあるんだからさ」


 体育祭で、妹をだっこして走る競技の前に妹にダイエットしているかどうか聞く兄。
「大丈夫か? 持ち上げたらすごく重かった、っていうのは困るぞ」
「だって、お兄様はさわり心地のいいぽっちゃりした女の子が好みって言ってましたし、きのうはとってもおいしそうなケーキ屋さんの前を通って、これくらいならいいかな、と思って食べちゃいましたし、あ、でも胸のカップは大きくなってるんです恥ずかしいけど、やだユピアお兄様の前でなに言ってるんだろう」
「ユピア? ぼーっとしてるとすぐ順番回ってくるぞ?」


 修学旅行のアクシデントで、一緒の布団で寝る事になってしまい、何故か嬉しそうなユピア。
「……にしても布団がちっちゃいな……もうちょっと寄るぞ」
「もう、静かにしないとまわりのお友達に気がつかれちゃいます」
「こんなとこでもぞもぞしてたら、誤解されたりしてな」
「……お兄様ったら、エッチなんだから……」


 時代はソフ倫緩和前とあって、もちろんHシーンもなし。
 EDは兄妹のキスシーンで終わります。
 そのキスも、恋愛的なものではなく兄妹愛の延長のようなものなのですが、この兄妹らしい中々いいキスシーンだと思います。
「つい……でキスするのかお前は! そんなことじゃ将来が心配だぞ……!」
「じゃあ、お兄様、ユピアのことまだまだ見ててください!」
「お前なあ……、一生兄離れしないつもりか?」
「お兄様の妹離れとどっちが早いか競争します?」


 そして、城に帰った後、妹のお見合いを訳の分からない理由をつけて断り続ける兄。
 そんな兄に語りかけるユピア。
「安心してお兄様、ユピアは一生、お嫁に行ったりしませんから! ユピア、決めちゃったんです!!」
「……だから、いつまでもそばにおいてくださいね……お兄様」


 いかにも古い時代のゲームで、現在なら大きな不満を感じてしまう妹シナリオですが、『初恋』の前哨にふさわしい兄妹でした。
(2009.3.29記)

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鬼方 由水(AYAME〜人形婬戯〜)

 LILITH MISTのPCゲームより。
 両親が死んでから現在は兄妹で2人暮らし。
 兄と喧嘩しながらもそれなりに仲良く暮らしている。
 いつも、手のかかる兄に小言を言ってきます。
 兄は、いつも面倒を見てもらっているためか、妹の尻に敷かれ気味。

 前半のこんな会話が気に入りました。
「そんなんだから、いつまでたっても彼女できないんだよ。ただでさえ格好悪いのに」
「何だ急に。人格攻撃か。関係ないだろそんなのは。いつまでとは失礼ないつかはできるだろ?」
「何考えてるだかわかんないんだもん、兄貴って。女からしたら不安になるんだよ、そういう人は」
「人とか言うな、出かける前にへこむって!」
「ま、兄貴がもてないのは、わたしとしてはありがたいけどね」
「え、なんで? ブラコンだったっけお前」
「馬鹿か兄貴は、格好悪いこと言うな。お金かかるんだよ、女の人って。知ってた?」

 それでいて終盤は、兄想いっぷりを発揮。
 兄がいなくなる事を危惧して引き止める由水。
「うちは、お兄ちゃんとわたしの二人っきりなんだよ? お兄ちゃんがいなくなったら、わたしは一人ぼっちになっちゃうよ……!」
 でも、実際に兄がヒロインとともに消えてしまった時は、涙を流しながら兄が好きな人と一緒にいられることを祝福する。
 実にいい妹です。

 しかしこの妹、メインヒロインではなくサブヒロインです。
 その上、低価格ゲームなので、そのあおりを受けて扱いが悪いです。
 妹に個別エンドはありません。
 Hシーンはあるのですが、正気を失ってしまった兄に襲われるという内容。
 それが大きく不満です。
 Hシーン自体よりもその後のフォローがほとんど無いことがです。

 襲ってしまった事に関しては、あっさり許してもらえます。
「兄貴、あの時は別人だったし。責めないよ」
 そして、その事に触れることなく終わってしまいます。
 せめて兄には、もっと気に病んで欲しかった。
 たとえ、他人に操られていたとしても、実の妹を襲ってしまった事なんて相当な事なのだから。
 何かしらの形で責任を取るくらいの行動は必要でしょう。
 後日談などを入れるなどして、妹とのその後でそれらしい事を見せてくれたら少しは違っていたのでしょうが、それもありません。
 このゲームにとって、妹要素はオマケにしか過ぎないのかもしれませんが、これは大不満。

 とりあえず的な意味で入れてみた感じがする妹とのHシーンですが、これなら無くても良かったかも……。
 兄妹での近親相姦を入れるならば、もっと隅々まで描写しきってほしかった。
(2007.10.8記)

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ようこ(未成熟な妹のままで)

 kiss projectからの同人ゲームより。
 年の離れた妹。
 夏休み中に一人暮らしをしていた兄の所へ遊びに来ます。
 2年ぶりにあった妹ですが、あまり変わりない様子。(体だけは大人っぽくなったようですが)

 短くシナリオ重視とも言えないゲームですが、作中に流れる雰囲気が非常に気に入りました。
 笑い系でも、感動系でもないテキストですが、その兄妹のやり取りは何だか優しい気分になります。

 妹を海に連れて行って、帰りに突然の雨。
 更にはようこが足を挫いてしまったため、仕方なしに近くのラブホテルに泊まることに。
 この作品はそこでの出来事がメインになっております。

 そこで自分の初恋の話とかを妹に白状させられたり、他愛のない会話をして眠りにつきます。
 そして、途中で起きてこんな話をして、初めて結ばれます。
「私……セックスしたい」
「……んん?」
「聞こえなかった……? ようこ……セックスしたい……」
「あのな、ようこ。大人びたい気持ちは分かるが、冗談でも恐ろしいから」
「……やだ、お兄ちゃんがいいの。お兄ちゃんじゃなきゃダメなの…」
「冗談……じゃ…ない…みたいだな…」
「あのね…さっきの話の続き…ずぶ濡れなのにお兄ちゃんにおんぶして貰えて……嬉しかった……でも、ドキドキして恐くなったの」
「……」
「好きかもしれないって……そう思うようになったの。おかしいよね……兄妹なのに…恐いよぉ……胸が……張り裂けそうで……」
「……心配するな、俺も……ホントはお前が好きだ。冗談じゃなくてな」
「ホントに……? 嬉しい……じゃあ、私……」

失敗だ。やはり、時間と縁が遠ざかると・・・・兄妹の感覚が薄くなるのか。
恐ろしい事に、自分も実際のところは近親の感情はない。


 H前や直後にはそれほど葛藤や背徳など、兄は感じていないのですが、妹が帰った後に変化が訪れます。
 妹が帰ってから1年間、罪の意識からか、妹に暴力をふるって犯す悪夢を毎晩のように見る兄。
 それから、自分が妹に抱いている危険な感情や、自分のやってしまった罪悪感にじわじわ悩まされることになります。
 そこ辺りの描写が妙にリアルに感じてしまいました。

 そして、もう妹とは会わないほうがいいのではないかと考える兄。
 しかし、再び会いに来た妹。
 次は遊びに着たのではなく、近くの学校に合格したので、一緒に暮らすために。

「会いたかった……。さっきから…我慢してたけど……ダメ…。…あのね、私…お兄ちゃんの夢、見るようになったの…。…デートしたり、遊びに行ったり、一緒にご飯食べたり…。でも…目が覚めたらお母さんはいつもの様に夜中にお弁当作ってて…。お父さんはいつもいなくて…それで…お兄ちゃんがいないの…。二人とも…いなくていいから、お兄ちゃんだけでも一緒に居たいって…。…おかしいよね…? 私、変になっちゃったかな…」
「…いや、俺も…お前だけ居てほしいのは一緒だ…」


 ここで改めてお互いの気持ちを再確認する兄妹。
 もう普通の兄妹に戻れない事も、幸せになれない事も自覚している。
 それでも自分の中にある妹への愛情を否定できない兄。

 短さに不満があるものの、正しい兄妹シナリオでした。
(2007.8.26記)

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