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実妹キャラ私的評価(な行)

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南澤夏希(妹スマイル)白山菜柘(淫辱巫女母娘〜禁断の交わり〜)馬浪夏美(みんな大好き子づくりばんちょう)相原菜々(キミキス)高城七七(カルタグラ)門真奈々子(いもうとしょうじょ)菜々美(お兄ちゃん好きですか)穂坂七海(テレビの消えた日)赤坂七海(妹触手レイプ 〜復讐の処女貫通〜)巻ななみ(HimeのちHoney)ナパティア・ダ・リラ・リース(堕姫)奈美(have relations with...3)伊藤乃絵美(With You)



南澤 夏希(妹スマイル)

 しとろんソフトからのPCゲームより。

 この妹について語る前に、まずこのゲーム全体の事を語らせていただきます。
 このゲームには6人の妹が出てきますが、主人公の妹は1ルートにつき各1人だけです。
 数ある妹から一緒に暮らす妹を選択するというわけではなく、ルートごとによって主人公の妹そのものが違うパラレルワールドと考えてください。
 ルート1つにつき、妹が1人だけという展開については賛否がありますが、私はこれでよかったと思います。
 一緒に育った妹ならともかく、出会った(再会した)ばかりの妹が6人もいる生活では、疑似家族ものにしかならないと思うので。

 実は私、このゲームの発表当初、あまり良い印象を持っていませんでした。
 OHP上で行った「うちの妹知りませんか?」という、理想の妹を募る企画に不信感を持ってしまったのが大きいです。
 理想の妹を募るといっても、ヘアカラー、ヘアスタイル、プロポーション、胸、趣味、好みとコメント欄には100文字程度しか書けず、理想の妹を書くには無理があり、本気で理想の妹を募ろうとしているとは思えませんでした。
 それに「他人の理想の妹を書く」という行為が傲慢にも思えてしまいました。
 そんな感じで発売前から負のイメージを抱いてしまっていたゲームなのですが……、実際プレイしてみると結構楽しめたゲームです。

 兄妹のストーリーは、――あなたの理想の妹を選んでね――という問いかけと共に6人の妹から一人選ぶことから動き出します。
 それを選んだ直後、生き別れ或いは別離した妹と出会い(再会し)、始まる兄妹2人きりの生活。
 すぐに妹と会うため「感動の再会」なんてありません。そして、別離するに至った詳しい理由や説明もほとんどのルートでは不十分だったりします。
 もちろん、恋人関係になってから兄妹だと明かされるようなドラマチックな展開でもありません。
 生き別れ系の妹の長所を切捨てていますが、冒頭で兄妹が再会することが前提のゲームなので仕方ないかな?

 そして、背徳要素は全てのルートにおいて皆無です。
 今まで別に暮らしていたため兄妹の意識が薄いというのもあるのでしょうけど、兄も妹も恋人関係になるに当たって全く躊躇しません。
 結ばれた後も、人目をはばからずにHしてしまいます。これは同系列メーカー作品の『どこでもすきして いつでもすきして』でもありましたが、実妹シナリオとして萎えてしまう要素です。

 そんな実妹モノや近親モノとしてみると致命的に駄目な要素を含んでいながらも、楽しめた理由は兄妹2人だけ生活をしっかり描いていたからでしょう。
 『いもうと大作戦』のごとく、エロのことしか考えていないお気楽な内容になるのではと心配していたのですが、それはありませんでした。
 ルートによりけりですが、2人の生活をするにあたっての良いことばかりではなく、様々な問題点も描かれます。
 年頃の女の子ということで変に気遣ってしまったり、打ち解けられなかったり、生活環境の違いに苦しんだり、息苦しさを感じたり、等など。
 こういった生活における問題点を乗り越えて本来あるべき兄妹の絆を構築するのがこのゲームの魅力だと思っています。

 そして、1人につきHシーンが25回もあった『どこでもすきして いつでもすきして』に比べ、1人10回前後と少ないですが、その分日常生活やデートイベント等が多かったので、それについては好印象。
 Hシーンより日常描写を重視する私にとっては、改善点でした。


 ゲームについての説明が長くなってしまいましたが、それはここまでにして、夏希個人のことを書いていきます。

 何故かお金持ちの家に養子として引き取られて育った妹。意地っ張りでツンデレ風味。
 兄への呼称は「あんた」。時々「兄さん」。後期は「兄さん」でほぼ統一。
 この夏希ルートは、私的に一番楽しめた話でした。ちなみに、夏希はOHPで行った2回目の人気投票において、最下位という成績を残した妹でもあります。それでも私は1番気に入った妹です。

 上流階級育ちとはいえ、育て親からは放任されていたらしく、お嬢様としての教育はあまり受けていない。
 言動や行動は、まるでエセお嬢様です。
 序盤のお嬢様らしからぬ台詞は特に印象的です。
「クッキーうめええええええええ!!! チョコチップクッキーうめええええええええええ!!!!!!」
「……あ。こほん。し、失礼いたしました。はしたない真似を……」


 前述したとおり妹と生活するに当たって上手く行かない事が多いゲームですが、この夏希ルートはその上手くいかない度合いが最も強いです。
 両親とは不仲だった主人公。育て親から放任されていた夏希。
 2人揃って家族との接し方を分かっておらず、兄や妹と言われてもどうしていいか分からず反発しあいます。
「……ふん、別に、あんたを兄だなんて認めたワケじゃないし、私」
「おお、そりゃ気が合うな。俺もだ」

 今まで育ってきた環境、考え方、生活習慣、何から何まで違う2人。
 ことあるごとにぶつかり合い、プロローグにおいては妹がいればいいなんて思っていた主人公も疲れ果ててしまいます。
「まだクラスの女子のほうが仲良さげな空気出せる自信あるぜ……!!」
「……やっぱ独り身のほうが気楽でいいな」

……なんとも、話しにくい。俺は壁を感じていた。
なんていうか、根本的な考え方が違ってんだよな、この子と俺って。


 そして、主人公が兄妹生活をする上で最も苦しめられたのは、金銭感覚の違い。
 買い物に行けば、値札を見ずに当たり前のように高いものを買おうとする夏希。
 夏希自身、我侭を言いたくて言っているわけでなく、生活の上で当たり前のように根付いてしまっているので、始末に終えない。
 結局、2人は苛立った末、喧嘩をして帰ってしまう。
「もうやだっ! ずっとそんなんばっかり! お金が無いだの、豪華すぎるだの! なんでそんなことで苦労しなくちゃいけないのよっ!」

 しかし、帰って来てみると、夏希が全裸で抱きつきながら謝ってきます。
「ごめんなさい! あんな風にワガママ言って! 私どうかしてた!! 色々私のために考えてくれてたのにもううんざりなんて言って!」
「……私の、私の、私の! 体をあげるから許してーーーーーーーーー!!!!!!」

 一見ただのギャグに思える凶行ですが、夏希が真面目に考えてしたことだったりします。
「分かってるわよ、いきなり私みたいな見ず知らずの女がやってきて、しかもドジで迷惑ばっかり…………なのに、昼はあんな風に、一人で怒っちゃって!!」
「……やっぱり私なんて、タカビーなお嬢様で、世間知らずでドジっ子で…………一緒にこの家にいさせてもらうには、私なんかじゃ……」

 夏希は、自分が間違っている事も家事において役に立っていない事も自覚してはいたんですよね。
 それでいて自分は身体しかあげられるものがないからそれをあげるしかない。
 主人公は、その夏希の考えを理解した上で性交に至ります。

妹と、セックスした。たぶん、最低の初体験だった。

 そしてHした後、主人公は夏希に偽の告白し、無理矢理恋人同士になります。
 主人公が考え出した方法はこうでした。
 家族としての暮らし方なんて分からず、お互いを兄妹とも思えないので、今のままでは家族として暮らすなんて無理。でも、恋人として暮らすなら上手くいくとはずだと。
 Hするのも好きになったからHするのではなく、好きにならないといけないからという理由でする事になります。
 到底マトモとは言いがたい恋愛です。
 ここ辺りの両想いになる前から性交に至る展開や、過程も思想も無茶苦茶な恋愛に、否定的な人もいると思います。
 ですが私は、バカ兄妹がバカなりに一生懸命考えて、一緒に暮らしていこうとするのは面白いと感じました。

 そして、そこから始まる始まる偽の恋人としての生活。
 あくまで恋人として暮らすことで扱いやすくなったのか、ようやく気軽に付き合えるようになります。
 服を一緒に買いに出かける、料理を一緒に作る、パズルゲームをやって妹にボロ負けしながらも楽しむといった日常を繰り返して、夏希との生活がいいなと思えるようになっていきます。
 夏希を迎えに学校まで行く一連のシーンが特にお気に入り。夏希の友達と一緒に遊ぶ事になり、普段は夏希が兄の事を自慢している事が判明したり、夏希がヤキモチを妬いたり。
 まだツン期ですが、それでも随所で主人公に対する好意が見え隠れするのが好きだったりします。

 そんな疑似恋人として暮らす時期を経て、恋人としても家族としても認めあうようになり、デレ期に突入します。
 しかし私としては、ツン期の日常の方が好みでした。

 実兄妹モノとしてみると減点部分も多いですが、それでも楽しめて気に入った妹でありました。
(2010.7.18記)

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白山 菜柘(淫辱巫女母娘〜禁断の交わり〜)

 finishのPCゲームからの妹。
 触手3部作の3作目にあたる作品。
 私的には、内面描写において、2作目『妹触手レイプ』を大きく上回っている作品だと思いました。

 人前では、おしとやかな性格で通すが、兄だけの前では傍若無人でワガママっぷりが発揮される。
 強烈なまでの二重人格っぷりを見せてきます。
 人前では「兄さん」だが、兄と二人きりの時は「優兄」「馬鹿ゆー兄ぃ」等

 兄とは毎回、口ゲンカを繰り広げます。
「そうよ。馬鹿ゆー兄。ほら、蜜柑とってきてよ。酸っぱいの取ってきたら罰ゲームだかんね。ちゃんと選んで持ってきてよ」
「アホならいいんだね。アホ優兄、蜜柑取ってこい」

 その原因のほとんどは、妹が兄にワガママを吹っかけているだけなのですが…

 兄もそれに負けじと反論するのですが……
「あのな、菜柘。兄として、一度言っておこうと思ってたんだが、おまえは裏表ありすぎるぞ」
「知るか! 四の五の言わず蜜柑とってこいっ、十秒以内っ!」
「ちっ。わかったよ。仕方ないな」
 でも、最終的にはいつも兄貴が負けて、しぶしぶ妹に従っているようです。

 そして、虐げられた兄の本心は……
「可愛いだけの妹には興味ありません。天然キャラの妹、不思議キャラの妹、、ツンデレの妹は、俺のところに来なさい。以上」
と、いうわけで、俺の妹はツンデレ……いや、逆だからデレツンか。とにかく、普通じゃない、可愛いだけじゃない妹に萌え萌えなわけだ」
ああ、キューティクル輝く髪の毛をクンクンしたい!
ああ、あのプニっとしたほっぺたを突きたい!
ああ、薄い胸板に顔を押しつけたい!
ああ、ゲシゲシ足蹴にされたい……おっとと、それは行き過ぎだな。
つまり、それくらい好きだってことだ。

 いきなり、某有名ラノベのパロまで使って妹に対する愛を語りだします。……本物だ。
 実は、妹好きでありながら、態度には表さず渋々妹のワガママに付き合っているフリをしているよう。
 「嫌々ながらも、ちゃんとかまってあげる寛大な兄」を演じているのは、偉さを感じます。

 このゲームは、他のシリーズ同様、兄に触手が生えて妹を陵辱することが主題となっています。
 ちなみに、『妹触手レイプ』の陵辱理由は復讐(理不尽ですが)であるのに対し、今作では妹への恋愛感情(ちょっと歪んでますが)からだったりします。
 そこあたりも前作と違う所でしょう。

 触手と陵辱のゲームで、兄妹としての描写なんて大した表現できなさそうな気がしますが、それがうまく描かれています。
 陵辱の途中で妹の視点へと切り替わり、そこで妹の気持ちが吐露されます。
こんなあたしが『ぼーじゃくぶじん』なのはわかってる。
それでも、優兄はかまってくれる、優しい兄。
それが、いつもの楽しい日常……。
今まで優兄はあたしを大切にしてくれてた。それはわかってる。
それにアグラをかいていた。優兄に辛く当たっていた。
それで壊れちゃったの? すべてあたしのせいなの?

 ここで妹も兄のことが実は好きであることが描かれます。
 兄に対する傍若無人な態度は、兄が自分のワガママを聞いてくれるのが嬉しくてやっていたことだったようです。

 そして、触手で陵辱されていくうちに触手にも慣れたのか、兄の気持ちを受け入れて、兄に自分の気持ちを告げる妹。
「だって……優兄のこと『好き』だから」
「あたしが『好き』って言うの変?」


 ここからが本番です。
 妹に突然の告白を受けて混乱する兄。
 それを機に完全に攻守逆転です。
あれれ? 喜んでくれると思ったのに、すごく驚いてる。
あんなに強引にしたのに……。
なんかムカムカしてきた。腰に手を当てて、身を乗り出して優兄に迫る。

「ここまでやっておいてもう終わり? 自分だけ気持ちよくなって……優兄、酷いっ!」
 何だかここのヘタレともとれる、悪人になりきれない兄の描写は好きです。
 陵辱されているとは思えない妹の言動には萌えました。

 最終的に兄は正気に戻り、両想いになった2人。
「あたしも好き。馬鹿優兄大好きだよ」
「あのな……。愛を伝えるときくらいは、馬鹿は名前の前につけるな」
「じゃあ、アホ優兄大好きっ!」

 前作、『妹触手レイプ』で両想いになった際の妹の豹変ぷりは気に入らなかったのですが、最後までこのやり取りを通した辺り安心しました。
 低価格の触手、陵辱ゲームだとは思えないくらい、心情や内面を描けた妹だと思います。
(2008.4.20記)

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馬浪 夏美(みんな大好き子づくりばんちょう)

 アナスタシアからのPCゲームより。
 貧乏で兄と2人暮らし。
 明るく前向きで、人見知りしない性格だが、兄同様にどこか天然がかったおバカっ子。
 その天然兄妹っぷりは各所で見られます。

 朝、テレビの占いを見て、自分の運勢がいいことに気分をよくする兄。
「さすがお兄ちゃん。ほんの些細なことでも幸せになれるなんて素敵だよ! 金運は? ひょっとしたら、とんでもない大金を拾っちゃうかもしれないよ? もしかしたら、今よりもっとイイ暮らしができちゃうかも!」
「その可能性も捨てきれないぜ!!」
「そうしたら、お兄ちゃんにも、楽させてあげられるね! 毎日おなかいっぱいご飯が食べられるよ!」
「そうだなぁ、毎日塩ご飯だけじゃなくて、ケチャップライスやマヨネーズライスもたべられるようになるかもな! ……よし、こうしちゃいられない! 早速学校に行こう!」

 貧乏でありながら非常に幸せな兄妹です。頭が。

 そんな毎日の兄妹でしたが、兄が学園統一の代表に選ばれたことにより変化が訪れます。
 その時、妹から「安産祈願」のお守りを渡され、兄は何を勘違いしたのか、嫁を沢山得るハーレム計画を立てることに。
 ちなみに、妹は「安全祈願」を渡すはずが「安産祈願」と勘違いしたようです。
 ……どこまでも天然兄妹。

 ちなみに結ばれる際も天然兄妹っぷりを発揮。

 ゲームも中盤に進み、沢山嫁が出来て、子供も沢山出来た兄。
 それをみた妹は、羨ましそうに兄につぶやきます。
「羨ましいな、子どもたち……こんな素敵なパパがいて。あーあ、私もお兄ちゃんと子供が出来たら、すっごく嬉しいのになぁっ……」
「夏美、お前……」
「……なんてね、エヘヘ」
「夏美……すまん。お前の気持ちに気付かず、俺は……夏美っ! あらためて、俺と一緒に新しい家庭を作ろう!」
「え?」
「俺に任せろ! 夏美の為なら、兄として、夫として今すぐにでもっ!」
「う、うん……本当に、いいの? わたし、嬉しいよ、お兄ちゃんっ……」
 ……こんなノリでいいのか?
 あまりにもこの兄妹らしくて、つい笑ってしまいましたが。

 その後も、誰に咎められることなく子供も生んじゃったりしてますので、背徳とかは期待してはいけません。
 そういうゲームですので……。

 しかし、このゲームやっていて、改めて思ったのですが、実妹ゲームと一本道のハーレムゲームって相性が合わないかも。
 これは自分のワガママに寄る所なんでしょうけど、出会って間もないようなヒロインと実の妹が、ストーリー上同じような扱いになるのが気に食わない。
 やはり、兄にとって実の妹というのは他のヒロインと一線を引く存在であって欲しかった。
(2007.8.5記)

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相原 菜々(キミキス)

 エンターブレインからのPS2のゲームより。
 トゥルー・ラブストーリーシリーズの流れを汲んだこのゲーム。
 その中の伝統でもある実妹・実姉キャラ同様に、女の子の情報に何故か詳しい。
 しかし、今までは決して攻略できなかったのですが、遂に攻略可能になった近親キャラです。

 明るく元気な妹。
「も〜っ、まだ寝ぼけてるの? 仕方ないなぁ…。はい、菜々がお目覚めのキスしてあげる」
 初っ端から寝ている兄にキスして起こそうとするくらい、お兄ちゃん大好きっ子です。
 将来の夢はお兄ちゃんのお嫁さんらしい(無理ですが)
 非常に王道な妹キャラです。

 彼女のシナリオにたどり着くまで非常に大変。何せ他の6人を攻略しないとこの子のルートは開かれないのですから。
 とはいえ、他の子の攻略の際にも、他の子の好感度を教えてくれる必要不可欠な妹です。

 そして、攻略できない間にも、菜々イベントが多々存在します。
 菜々の着替え中に部屋に入ってしまったり、風呂で遭遇してしまったり。
 もちろんその後、「出てって〜っ!」と一蹴されます。
 地震が起きた夜には兄と一緒に寝ると言い出したり。
 自分の評判を聞くため、菜々の部屋に入る際も、様々な反応を見せてくれ退屈させません。
 特になるみ攻略時には、兄がなるみに抱きつかれたのを見て、わなわなと震えだしたり、なるみに対抗して抱きついたりとヤキモチ妹を発揮。
 自分でなるみを紹介しておきながら、ここまで嫉妬する事から、実は腹黒いという説も……。

 そして、他のヒロイン攻略時に最も印象に残っているのが麻雀イベント。
 このイベントでは、兄貴の異常行動が笑えます。
 負けたら脱ぐのが正式なルールという、兄貴の嘘を真に受ける菜々。
 そして、真剣勝負と称して、脱衣麻雀をする兄妹。
(いけないお兄ちゃんを許してくれ、菜々…)
「さ、脱いだ脱いだ」
(よ〜し、こうなったら意地でも全部脱がしてやる)

 つーか……兄貴やばすぎる。
 と、菜々目当ての人でも、菜々シナリオにたどり着くまで、変な兄妹っぷりが楽しめます。

 長い道のりを経て菜々の攻略が可能になるのですが、菜々はマッチング会話によるシーンが淡白になっています。
 他のキャラに比べるとかなり手抜きです。
 オマケキャラとしての弊害なのか……ここは少々残念。

 しかし、菜々自体のシナリオは、手抜きという事はありませんでした。
 菜々シナリオは、非常に王道展開です。
 新しいことや奇抜な事は何一つやっていない兄妹シナリオといってもいいでしょう。
 ビックリする様な展開もなければ、泣くほど感動させる話でもない。だからといって、ひたすら萌えを追ったシナリオでもない。
 にもかかわらず、非常に出来の良い妹シナリオだと感じました。

 妹と接するうちにドキドキしてしまい、妹の事を好きかもしれないと感じてしまう兄。
 いつしか、その気持ちの葛藤により、妹を当り散らしてしまったり、自己嫌悪したり。
 様々な障害を経て、最後に学校の屋上でお互い気持ちを確かめ合う所は実にいいシーンです。
「私…お兄ちゃんから卒業しなきゃね。いつまでも、お兄ちゃん、お兄ちゃんって甘えてちゃダメだよね」
 兄妹だから出来ない事もちゃんと理解している菜々。
 しかし、次の日も変わらず兄に抱きついてくる。
「え? 僕から卒業するんじゃなかったのかって? エヘヘ、今から再入学!」
 やはり、今後しばらくは、お兄ちゃん大好きっ子のままのようです。
 しかし、一線を越えていないとはいえ、相思相愛のまま終わるこのシナリオ。
 今後、お兄ちゃんは、菜々に手を出さないでいられるのか、甚だ疑問。

 菜々は、キャラ付けやシナリオ展開等、何年も前から使われている王道的なものにもかかわらず、良妹と良シナリオだったと思います。
 実妹としての魅力や、兄妹としての距離感、兄の心情の変化等がしっかり描かれていました。
 さすが、何年も前から、実妹キャラを作り続けていたスタッフだけのことはあります。

 トゥルーラブストーリーのリメイクをする際には、実妹実姉キャラのシナリオ追加も是非に欲しい所。
(2007.9.1記)

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高城 七七(カルタグラ)

 Innocent GreyのPCゲームからです。
 部屋の中にずかずかと入り込んで、一気にまくし立て、兄の名前を呼び捨て、更には一方的な告白をしてくる。
 初っ端からインパクト抜群の妹です。
 変人でありながら非常に知的で、推理モノともいえるこのゲームでは、非常に活躍します。(というか主人公、探偵なのに役にたたなすぎ)
 そして、このゲームのテーマである『狂気』に最も染まっていたキャラではないでしょうか。
 犯罪に手を染めるような悪ではないものの、善悪をも超越する狂気に、悪の存在以上に恐怖しました。
 その正気を疑ってしまうような台詞の数々には目を見張ります。

 人を殺してはその肉を食べていた殺人鬼の正体を知りながら、黙認していた七七。
「ボクも彼女の存在には興味があったからね。なかなか愉快な会食だったよ。珍しいものも食べられたしね」
 詳しくは触れられてはいませんが、七七の食べた『珍しいもの』ってどう考えても……。

 兄が他の女と抱き合っているのを見てのモノローグ。
「そうだな……。あの程度の女からなら、いつでも兄を取り戻せる」
 一見、仲がいいと思われた和菜の事ですら何とも思っていないよう。恐ろしいほどぞくぞく来ました。

「いやいやしかし! 君って奴は本当に見下げ果てた男だねえ! まさかこんな所で、こんな頭のいかれた年増女の犬になってるなんてさ! よしよし、それじゃ今度は、ボクが君を犬として飼ってあげようじゃないか! ほら秋五、ワンと鳴いてみなよ? ワンワンワンって、げはははははははっっ!!」
 七七にとって愛すべき兄が、人以下に堕ちていく姿すら愉悦に過ぎないというあたり、壮絶さを感じます。

 ゲームをしたことの無い人には、わかり辛いと思いますが、恐怖と同時にぞくぞくしたものを感じる台詞の数々です。
 一方的な愛情、興味や好奇心、独占欲……そういったものが生み出す狂った近親愛に入り込んでみるのはどうでしょうか?
(今後改稿予定)

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門真 奈々子(いもうとしょうじょ)

 ぷにソフトの同人ゲームより。
 通称、なーこ。
 明るく積極的、お兄ちゃんっ子だが、時おりイジワルな面も見せてくる妹。
 ちなみに年齢は最後まで不詳でした。
 絵を見た感じかなり幼く見えるのですが、入学で親元を離れるくらいの歳なので高校生になったぐらいだと思います。
 ……しかし、それにしては初潮が遅れているような……

 妹の進学のため、二人で暮らすようになる所からゲームが始まります。
 2人きりの生活の中、軽いハプニングがあったり、料理を作ったはいいけど妹から文句を言われたり、一緒に買い物に出て荷物を運ばされたり、一緒にテレビでホラー映画を見て怖がったり、その後怖がる妹と一緒に寝たりと……
 特別な事は何も無いけど、心地よい何気ない兄妹生活が楽しめます。
 そんな中、元から妹に魅力を感じていた主人公は、妹を強く意識していくようになります。

なんだってこんな自分の妹に欲情してしまう身体になってしまったんだろ……。
そりゃ、元々ちっちゃい女の子は好きだし、なーこは可愛いし、なんのかんの文句を言うけど、基本的にいい子だし……。
って、もしかしなくても俺の好みドストレート?!
まいったなぁ……。まさか自分の妹に手を出すわけにもいかないし……。



 特にお気に入りのシーンは、付き合うきっかけともなった、兄が妹の部屋で自分の下着を見つけるシーン。
 自分の下着が使用前のはずなのに、パリパリになっていることに気付く主人公。

俺じゃない誰かがガビガビにした。
……なーこか。
一瞬なーこが俺のパンツを股間に押し付けオナニーしている姿を妄想しかけ、あわてて頭を振って追い出す。
なんつーか……すげー恥ずかしい気がする。


 しかし、そこに入ってきてしまう奈々子。

なーこの視線が俺の手の中にあるパンツを捉えた。
「あ、えっと……その……」
視線を泳がせ、必死に言い訳を考えているようだ。
「えと、えと……ご、ごめんなさい……」
「いや、うん……怒っては、ないよ……。驚きはしたけど……」
「ごめ……ごめんね……ぅ……っく……ごめんなさい……」

泣き出してしまった。
「こんな……ひく……ひっく……こんなキモい妹でごめんね……」

 この一連のシーンの奈々子が可愛らしくて凄く好きだったりします。

「だって……だってぇッ……実の兄妹なのに、こんな……。こんなの、嫌われて当然だよねッ!こんな妹ウザいよねッ!」
「キモいなんて言うなッ!ウザいなんて言うなッ!なーこは可愛くて優しいし頭もいい、俺の自慢の妹だからッ!」


 その後、兄が妹を落ち着かせた後、改めて妹が告白し、結ばれます。
 ただ、一緒に暮らすようになってから、恋人になるまでの期間は僅か2日と短いので、もうちょっと恋人未満の期間を楽しみたかったところです。
 それでも、恋人になったあとも、兄妹の関係が大きく変わることなく、しっかり心地よい生活は続きます。
 付き合い始めたらひたすらエッチしてばかりのゲームとは違い、生理イベントのように兄がちゃんと妹を大事にしている描写があったのは大きいです。

 母親もこのゲームに登場しますが、妹が兄を好きなことは知っていた様子。
「ホントは私は反対なんだけどね……兄妹で恋なんて。でも、奈々子に気付かされちゃったわ。人を愛する気持ちだけは、だれにもどうにも出来ないって事を」
 母親自身もその事で、悩んでいたことが分かります。
 それは、2週目以降に流れる奈々子視点のプロローグにて、奈々子が母親に自分の兄に対する想いを打ち明け、反対されたこと等が語られます。
 しかし、1ページ分語られる程度ですので、親との対立や説得と言ったものは、端折られて想像に委ねられる形で終わっています。
 そこあたりの描写をもっと詳しく書いて欲しかったのですが、この母親は不幸にさせたくなかったので、これくらいが調度よかったのかも…

 大きな事件もおきず、妹と一つ屋根の下暮らすだけのAVG。
 妹との心地よい生活は、それだけで価値のあるものだと再認識させられました。
(2009.4.29記)

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菜々美(お兄ちゃん好きですか)

 朕ソフトからの同人ゲームより。
 兄と同じ学校に通う2歳違いの妹。
 明るく頑張り屋で無邪気なスポーツ少女。
 疑う事を知らない無邪気な性格とありますが、それを通り越して病気レベルのお馬鹿っ子です。

 この妹のルートは2通りあります。
 ゲームが始まってまもなく、妹の洗濯物を前にしての選択肢で分岐。
 ここで欲望に身を任せると調教して奴隷化ルート、そして抑えると寝取られルートへ直行します。
 調教奴隷化ルートは何処にでもあるような陵辱話で特記することも無いためスルーし、ここでは寝取られルートの方を語りたいと思います。

 先に言っておきますがこの寝取られルート、喪失感とかショックとかそういったものは感じず、ただひたすら笑えてしまうんです。
 なので、その手のものが好きな人の使用に耐えうるか不明です。


 陸上の選手に選ばれて喜んでいる妹。
 指導する体育教師がかなり陰険な性格であることを話すのですが、特に気にもしない妹。
「そうなのかなぁ? まあ、でもわたしには優しい先生だから別にいいや」

 そして、ある日、体育倉庫で陸上の特訓と称して、体育教師とセックスしているのを目撃してしまいます。
 更にそれを覗いていたのを体育教師に見つかって、巻き込まれてしまう兄。

 言い聞かせようとしますが、体育教師とセックスすることが陸上の特訓だと信じきっている妹は、話を聞きません。
「お前…騙されてるよ。あんなので記録が伸びるわけないじゃんか!」
「そんなことないよ! まだ始めたばっかだからだよ!」
「だって、どう考えてもお前とエッチなことをしたいだけだぞ?」
「違うよ…先生はそんな人じゃないよ!」
「いい人? あいつのどこがいい人なんだ?」
「先生はいい人だよっ! お兄ちゃんなんか嫌いだ!」

 何故信じる?と突っ込みたくなりますが、そういう妹なので仕方ありません。

 そして、主人公もそれに対抗して、自主トレとばかりに妹とセックスに繰り出します。
 更にはそっち系のグッズを購入し、もっと凄い訓練があるからと、体育教師との特訓を打ち切らせて、ひたすら自分とセックスさせる。
 どっちにしろ、妹を騙しているんですけどね。

 それに怒った体育教師との遂に対面します。
 どちらが菜々美のトレーナーに相応しいかを決める戦いは見ものです。
 その戦いでやってることは妹を2人して襲ってのセックス。バカ3人による3Pはある意味このルート一番の見所かもしれません。

 勝利して妹を勝ち取る兄。
「うん…わたし、これからは、お兄ちゃんに指導を受けるよ! よろしくね!」
 結局、妹の頭の病気は直らないまま終わります。

 恋愛? 兄妹愛? 背徳? 最後までそんなもの必要ないと言わんばかりのこのシナリオ。
 笑えたことは確かですが、妹シナリオとして評価など出来るわけもないし、妹に対しても愛らしさなんて感じられもしない。
 しかし、否が応にも同ゲームの麻由良よりは印象に残ってしまいました。
(2010.6.23記)

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穂坂 七海(テレビの消えた日)

 プチケロQのPCゲームより。
 物静かなで控えめな性格のため、いつも友人である奈穂や流琉に振り回され気味な子。
 でも、何故か主人公には、時折強気な態度を見せてきます。
 
 主人公は、七海を復讐相手『穂坂健一』の娘だと思っていますが、後に主人公の妹『芽生』であることが判明します。
 七海はそれを知って主人公の復讐もどきにつきあってますが、それを知らない主人公にとってはよく分からない存在として映っています。

 傍から見れば、この主人公の行動はかなり間抜けです。
 プロローグの携帯電話で、他人になりすましてのメールのやり取りなんか、正気を疑うほどに馬鹿っぽい。
 実際、正気じゃないんですけど……。
 そんなイカれたメールを、兄だと知りながら相手をしている七海。
 考えてみると、想像以上にいい子です(笑)

 復讐心から始まる陵辱シーンも、七海のずれた言動が楽しめました。

 犯している最中にも、落ち着いている七海を気に食わない主人公。
慎吾「お前、今の状況をわかってるか?」
七海「む、胸を……さわられてます……んんっ」
慎吾「……………………」
 襲っている感がないと主人公も言ってますが、まさにそのとおり。

 そして、挿入後、血が出ていることに驚く主人公。
慎吾「なっ!? お、お前……ほ、本当に……しょ、処女だったのか?」
七海「ご、ご想像に……おまかせ……します……」
慎吾「ご、ご想像って………血がでてるじゃないかっ! これ破瓜の血だろっ!?」
七海「そ、そうですか………それなら……しょ、処女だったんです…よ……」
慎吾「お、お前………バカかっ!?」
七海「バカって言う人もバカです……」

 ここら辺のやり取りにも何だか兄妹らしさを感じます。

 外だししたのに対して
「外に……出したんですか……てっきり………中に出すものだとばかり……思ってましたから」

 セックスを連呼する主人公をビンタ。
「セックス、セックスいいすぎです!」

 恥ずかしがって見せたらどうだという主人公に対し
「……努力してみます」

 陵辱最中、主人公の一言に気分を損ねる七海。
「今の言葉に対して謝罪してくれなかったらもうやめます」
 ちなみに主人公は、その後素直に謝まります。

 調教前、あまりに物分りの七海にたじろいでいると
「どうしたんですか? 怖気づいたんですか?」

 陵辱するためにクラスまで呼び出したのに嬉しそうに迎える。
「えへへ。美作さん、また来てくれたんですね!」

 そんな、調教されているとは思えないぐらいの態度が非常にツボでした。
 このゲーム、上記に加え、主人公も悪人になりきれていないので、陵辱、調教モノとしては、かなりぬるいです。
 実際、主人公は陵辱しているつもりでも、七海にとってはSMプレイをしているぐらいの認識なのかもしれません。
 むしろ、調教の果てに行き着くのは、七海を好きになってしまい告白するエンディングですから、調教されているのは主人公の方かも……。

 そして、調教ルート以外でも見せ場満載です。
 七海の事を知るにつれ、復讐心が薄らぎ、七海に陵辱する気がなくなってしまう主人公。
 すると、純愛シナリオへと突入します。
 アイスをおごってお姉さんぶったり、お弁当を譲ってくれたり、奈穂に対抗して抱きついてきたりと、展開される甘々なシーンには身悶えます。

 そして、TUREエンドで語られる、彼女の秘めていた真実。
 七海が、周りの反対を押し切ってまでこの学校に入学してきた理由は主人公がいたから。
 そして、飛行機事故で家族を失ったことは、偽りの記憶である事。
 『穂坂健一』と『穂坂七海』は存在しない人物である事など。
 それでは、目の前の七海は一体誰なのか?
 家族しか知りえないことをいい、自分が主人公の妹『美作芽生』である事を話します(現在の名は、七瀬芽生ですが)
 今まで、過失で両親を殺してしまった兄が、罪の意識に押しつぶされないため、七海を演じ、自分の全てを兄のために捧げようと思ってきたそうです。

 そして、全てを主人公に教えた後で改めて想いを伝える芽生。
芽生「お兄ちゃんは……芽生のこと……その…どう思ってる? やっぱり……本当のことが分かったから……妹としてしか見れない? 私は……ひとりの男性として見てる。お兄ちゃんって呼んでるけどね」
 あまりにも健気すぎる妹。
 全てを受け入れたくなります。

 しかし、このエンドの他にBADエンド的な位置づけでもある、七海が狂気化するルートも存在します。
 真尋と付き合いだしたのを見て嫉妬し、覚醒します。
 主人公を旧校舎へと呼び出し、一気に話し出す七海。
「美作さんは……私のこと…好きですよね? わかってます。好きですよね。私も好きですよ。いまさら言う必要もありませんけど」
「うふふ……美作さんは……素敵です。素敵な男性です。だから……しかたがないのかもしれませんね……若名先輩のことですよ。浮気されるのは……やっぱりイヤですけど……でも、それだけ魅力的な男性ってことでもあるんですよね」
「そんな人とお付き合いしてる、女の宿命ですね。うふふ。あはははははは……それを許すのも女の甲斐性ですよね。大丈夫ですよ。私は許してあげますよ。だって美作さんが好きだから」
「美作さん……許してあげますから……お願い……聞いてくれませんか? 私のお願いは……簡単ですよ……浮気をしたこと、許してあげますから……」
「若名先輩を殺してください」

 話の際に、口を挟んでも、全く人の話を聞かない七海が怖いです。
 更にはその場に来てしまった真尋を捕まえ、指を一本ずつ切り落とし、殺害。
 そして、真尋の名前を呼び続ける主人公に対しても改造スタンガンを動かなくなるまで使用。
 最後は、動かなくなった主人公に料理を食べさせながら幸せそうにする七海。
「もうっ! また残しているんですか? ……美作さんは好き嫌いが多いんですね。ダメですよ? あ、そういえば……あげものがお好きだって言ってましたね? 今度は唐揚げを持ってきますね。もちろん私が作ったものですよ? あーひどいですよ。私、料理うまいんですよ? えぇ楽しみにしててくださいね」
 全く反応が返ってこないにもかかわらず、話を続けます。
「ずっと……私だけのもの……」
「永遠に……私だけのもの……」


 このルートは、いかにもおまけ的な感じがして、唐突な気が否めないのですが、この手の狂気系キャラが大好きな私にとっては大満足でした。

 しかし、このゲームについて言うならば、8,190円でも良かったので、もっとボリュームが欲しかった。
 妹だと判明してからすぐ終わりだったり、純愛エッチシーンがなかったりと、不満点も多いです。
 それでも、調教、純愛、狂気と、どの要素も充実しており、十分すぎるほど気に入った妹でした。
(2007.9.24記)

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赤坂 七海(妹触手レイプ 〜復讐の処女貫通〜)

 finishのPCゲームからの妹。
 触手3部作の2作目にあたる作品。
 感情の描写面において、その後に出た『淫辱巫女母娘』の菜柘と比べてしまい評価が難しい妹です。

 外面がいい、二重人格と説明にありますが、実際にそれらしい描写はありません。
 作中では、兄と接するシーンしかないので、他人への態度は一切分からないです。
 せっかくの二重人格設定が全くの無駄です。
 『淫辱巫女母娘』の時のように、冒頭の回想でほんの1,2シーン出すだけでも違うと思うのに。

 それ以外にも、この兄妹間の描写には不満点は多いです。
 兄への態度が、罵倒してくるというより無関心に近い感じがして妙に寂しい。明らかなコミュニケーション不足。
 この兄妹に愛というものが見当たらない。妹は兄の事を何とも思ってないし、兄も復讐心と性欲のまま襲ってるだけで妹を好きというわけではない。
 兄の妹に対する復讐心が妙に理不尽。妹を犯すきっかけは、アニメを見るなら家事をやらないと言い出したからというもの。確かに趣味を禁じられて、腹立つのは分かるけど、それなら家事を分担すればいいだけじゃないのか? というか、家事を妹にまかせっきりなら妹が上の立場になって当たり前だし。

 そして、一番大きい不満点は妹の心理がさっぱり見えてこないこと。
 ここら辺は描写不足によるものだと思うのですが、兄のことを好きでもなんでもないのに犯されても嫌がってる感じがしない。
 それでいて、選択肢一つで、絶対兄に屈しない妹になったり、従順な妹になったり。
 イマイチ何を考えているのか分からない妹に仕上がっています。
 妹の内面描写はかなりお粗末としか言いようがないです。
 やはり、ここら辺の描写も続編『淫辱巫女母娘』の方が上ですね。

 しかし、そこら辺のちくはぐして会話が逆に妙な味を醸し出してるような気が……。
 触手で犯した後日の兄妹の会話は何故か気に入ってしまいました。
七海「今日も、昨日みたいに私を犯すの?」
陽一「いや、七海が俺を馬鹿にしなかったら、犯さないと思う。……多分」
七海「多分ってなによ?」
陽一「いや、それは……そのっ……ムラムラっと来て襲っちゃうかもしれないからさ」
七海「……だったら、今すぐ襲いなさいよ。でも、私はもうよーにぃには屈しない事にしたから。よーにぃが手を出して来たら、その日は晩ご飯抜きにする」
陽一「えっ、そんな! 一応気をつけるつもりだけど、もし思わず襲っちゃたら困るじゃないか!」

 兄貴……それはむちゃくちゃだよ。
 妹は妹で、妙に冷静だし。
 犯されたらその日は晩御飯抜きって明らかにレイプされた罰じゃないよ……。

 エンディングは3通りありますが、七海の奴隷になるエンドは割とお気に入り。
 これが、いかにもこの兄妹らしいです。
 この兄にとって一番相応しい終わり方でしょう。
 兄も喜んでいるのでこれもハッピーエンドです。

 しかし、トゥルーエンドにあたる、七海と結ばれるエンドがあるのですが……これは激萎えです。
 いきなり、性欲に溺れて、兄にラブラブになって、従順な妹に変化。
 しかも、兄に対する呼称も「よーにぃ」から「お兄ちゃん」に変更。
 好感度のUPだけで「お兄ちゃん」に変更するのは、自分的にはすごく気に食わない。
 兄を好きになる描写が不自然としか言い様が有りません。
 思うに、尺の短い低価格ゲームで、兄妹のどちらも好意なしの状態から始めるのは無理があったのでは?
 長い期間の取れるゲームなら、お互い好きになっていく描写をしっかり作る事が出来ますが、シナリオ量の少ない低価格ゲームじゃ、そういった事を書ききるのは難しいと思いました。
 ちぐはぐした描写が妙な味を出していた兄妹とはいえ、これは、色々と見直さなければいけないゲームでしょう。
(2008.3.9記)

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巻 ななみ(HimeのちHoney)

 ASa ProjectのPCゲームより。
 非常にヤキモチ妬きで思い込みが激しい性格。
 兄に隠れてラジオ番組のパーソナリティを勤めていたりします。
 ずっと兄と一緒に暮らしていましたが、作中では兄が編入した事により兄と別居中。
 主人公はゲーム開始と同時に一人暮らしを始めてしまうので、プロローグにも登場しません。

 ななみが姿を現すのは、ななみルートのみ。
 しかし、ななみが出てくるまで、主人公は会話においてもモノローグにおいても妹の事に全く触れていません。
 プロローグで主人公の今までの経歴が説明される際も妹の話は一切出ませんでしたし、日常会話においても妹の事を誰かに話したり思い出したりということはありませんでした。
 ここまでくるとかなり不自然。ストーリーに溶け込んでおらず、まるで取って付けたかのような扱いのキャラです。
 そこあたりはルートやHシーンが無くとも出番も存在感も存分にあった前作の実妹『めいくるッ!』の恵理栖とは対照的でした。

 共通シナリオにおいては、主人公が好んで聴くラジオ「ナナの!まじかるコミュニティradio!」のパーソナリティのナナとして声のみ出演します。
 北都南声全開のラジオを展開していくのですが……主人公はこのラジオをずっと聞いているのに、妹の声と似ていると一度も思わなかったのだろうか?
 ラジオにてナナが兄について語るシーンもありますが、それでも兄は妹の事は一切思い浮かべません。
 こういったところもかなり不自然です。

 妹ルートが始まると、主人公を心配してアパートまで訪ね色々世話を焼いてくれます。
 そこで主人公が新しい学校での話をするたび、女性との交友関係や兄に彼女がいないかと気にする様は実に可愛いです。
「彼女さんとか……できた?」
「…へっ?なんだって??」
「な、なななっ、なんでもないぃ!!」
「彼女がどうとか…」
「あぁー!いや!あの…あのね…気になる人とかいるのかなって…!すごく良い学園みたいだからっ、皆…綺麗なのかなって…」
「そうだな…質は高いんじゃないか? 俺以外は育ちの良い連中ばかりだし」
「が、ガーン…」


 自らがパーソナリティ勤めるラジオを好きといわれて喜ぶシーンもお気に入り。
「お兄ちゃん…そのラジオ、好き?」
「……そうだな、なんつーか…パーソナリティの子がさ。癒されるっていうか、凄く良いんだ」
「!?そ、そう…なんだ」
「だから…聞き続けてるんだろうな。好きだから
「す、すすす…好き…ぁぁぁぁ…!」
「そのラジオがって意味だぞ?」
「すき…すき…すきスキスキスキス……」

 主人公が自らパーソナリティを勤めるラジオのファンだと知ると、変装しパーソナリティのナナとして主人公の前に姿を現すななみ。
 そこで、何故か妹の変装であることに気付かない兄に自らの正体を明かさないままHに至ります。
 ……しかし、変装時のファッションはかなり変です。
 ビジュアル的にもシナリオ的にも、パーソナリティのナナとじゃなくて実妹のななみとHさせてくれ……。
 結局、主人公は最後まで自分がHしたナナが実の妹のななみであることを知らずに終わりました。

 全体としてかなり短く兄妹モノとしてもイマイチ。作中でも浮いている上、ツッコミどころが多すぎた実妹シナリオ。
 ななみが嫉妬と思い込みの激しさを爆発させるシーンは、可愛いと思えたので色々と残念に思います。
 他のシナリオでも登場出来たらもっと面白いことになったと思うのに。

 ちなみにこのメーカーの次回作『アッチむいて恋』でも妹が登場します。
 実義はまだはっきりしませんが、メーカーの趣向さえ変わっていなければ実妹でしょう。
 存在感はあるけど攻略不可の実妹恵理栖、存在感薄いけど攻略可能な実妹ななみと来ていて、次はちゃんとヒロインとしての存在感を持ち攻略可能な妹のようです。

 可愛い妹ではありましたが、取って付けたような存在だったななみ。
 これは本来妹がいないゲームだったのに、実妹を出したいという製作者の思いが急遽実妹を追加させたものと見て、このメーカーの今後に期待することにします。
(2010.3.6記)

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ナパティア・ダ・リラ・リース(堕姫)

 Riddle SoftのPCゲームからの妹です。
 兄を探すために人間の世界まで来た妹。
 ボクっ子にして、人間とは違う『闇族』であるためエルフ耳。
 ちなみに実の兄である主人公も元々は『闇族』であるのですが、現在は人間へと姿を変えています。
 人間界へと来た際、憲兵に捕まり、兄が調教師として働いている娼館まで流れ着いてくるわけですが、主人公の事を兄だと気づきません。

 調教される奴隷として、主人公は何の抵抗もなしに妹を調教してしまいます。
 個人的には、調教師を装いながらも、妹だけは必死で逃がそうとする展開が見たかった。
 しかも、主人公は実の妹でもお構いなしにHしちゃいますし、ナパティアは主人公の事を兄だと最後付近まで知らないので、インモラルな感じはまるでしないです。

 お気に入りシーンは、主人公の事を兄だと知らずに、楽しそうに兄の事を話してくるところ。
「んーとね……。すっごく優しくて、カッコよくて、頭がいい!」
「でも、兄さまは平気で約束を破るんだよ? 凄いでしょ」
「そんなスゴいひとが、ボクの兄さまなんて奇跡だよー。小さい頃から憧れなの…」

 そういわれた時の主人公の何ともいえないくすぐったい感じが好き。

 しかし、問題は調教シーン。
 その調教過程で、自分の妹に対して平気で行為に至ってしまうだけならともかく、触手に襲わせたり、他の男達に輪姦させたりと、許容できない行動です。
 妹が乱暴されているにもかかわらず、妹を少しもいたわっておらず、実の兄なのに苦悩のかけらも見られないところが許せない。
 その一連のシーンが不快でたまらなかったです。

 そこら辺は、陵辱ゲームの主人公でありながら妹だけは他の男に襲わせなかった『THE GOD OF DHATH』の竜臥クンや、調教ゲームの主人公でも独占欲は人一倍持ち合わせている『Natural Another One 2nd』の草平ちゃんを見習って欲しかった。

 自分の家族たる実妹を、他の男に襲わせるなんて論外です。
 色々な面で、妹としての魅力が殺されてしまっていました。
(2007.6.10記)

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奈美(have relations with...3)

 ソフトさ〜くるクレージュの同人ゲームより。
 男からも人気があり、プライドも高く、天邪鬼な妹。
 ゲーム開始時から彼氏もいて肉体関係を持っているという少々珍しい設定。
 現在の彼氏が出来るまで、何人とも付き合った事があるが長続きしなかったらしい。
 今の彼氏と付き合うきっかけは、ちょっとアプローチしてもなびかなかったので、むきになって詰め寄った結果らしい。

 ゲーム開始当初、主人公は実姉である姉と恋人同士であり肉愛関係を持っています。
 そんな中、妹が彼氏と共に、お互いこそこそとやるのは嫌なのでこれからはいつも4人でHすることを提案します。

「じゃあ、これからは一緒に楽しもうね、お姉ちゃん、お兄ちゃん」と妹。
「まさか、博とだけじゃなくて、奈美とも一緒にエッチすることになるなんてね。……でも、正直に言うと、ちょっと楽しみ。明日からどうなるのか、今からドキドキしちゃってるよ、私」と姉。

 この時点で私の求めるものと大きくずれていますが、そういうゲームのなので文句言ってもしかたありません。

 その後の妹とのHもかなりオープンです。
 彼氏がいるけれど、兄ともしたがるようなそぶりを見せてきます。
「あたしも夜、ヤりたくなったら、お兄ちゃんにお願いしよっかな」
「あたし、結構テクニシャンだよ? 多分、お姉ちゃんにも負けないと思うけど」


 このゲームにストーリー性はなく、ただ、妹とその彼氏の目の前で姉とHしたり、妹と彼氏がHするのを見たり、4Pしたりを続けるだけのゲームです。
 近親相姦における背徳も葛藤もありません。
 私的に言えば、妹に萌えたり、愛情が沸いたりするような展開もありませんでした。
 姉とは恋人っぽい描写や会話があったのですが、妹とはそういったことは一切ないので……。
 やっぱりHするだけじゃ、思い入れは持てません。

 妹エンドでは、エピローグで数年後まで一気に飛びます。
 妹と彼氏は結婚したのですが、彼氏の浮気が原因で離婚し、兄の元へ泣きついてきます。
 そして、妹と結ばれて終わるのですが、何せエンディングまでの過程で特に妹に対して思い入れが持てないままでしたので、あまり感じるものはありませんでした。

 妹、姉、妹の彼氏を混ぜての乱交ゲーというコンセプトからして、私の好みには合わなかったこのゲーム。
 もし、その手のゲームが好きならば、妹への思い入れも上がっていただろうか?
(2009.9.8記)

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伊藤 乃絵美(With You 〜みつめていたい〜)

 F&CのPCゲームからです。
 魅力的な攻略不可キャラが多いこのゲームですが、その中でも最も人気だったキャラです。
 従順でおしとやかなお兄ちゃん子で、病弱なところが保護欲をそそる。
 趣味はピアノで、家ではウェイトレス姿。
 発売からかなりたった現在でも、最高の妹像として上げる人も多いです。

 しかし、残念ながら管理人はそれほど嵌る事ができませんでした。
 それは、時期が時期なだけに仕方なかったかもしれません。
 このゲームが発売されたのは1998年の9月ですが、私がプレイしたのは2004年の5月。
 その頃は、もう既に『こころナビ』『初恋』『腐り姫』『Silence』等、自分の趣向を形付けるゲームをプレイしおえた後。
 それに加えて期待しすぎてしまったこともあり、色々と物足りなく感じてしました。

 まず、出番が少ないことが不満。
 このゲーム、自宅より学校での描写の方が多いため、美亜子や冴子の方が出番が多いくらいです。
 一緒に暮らしている妹なのに……。

 そして、乃絵美はあまりにもいい子過ぎました。
 生意気な事は何一つ言わず、わがままを言う事も無しに、兄を慕って尽くす子。
 極めて正常人で、樹里のような邪悪な独占欲も無ければ、らみかのような引かれかねないくらいの壊れ気味のブラコンさもありません。
 でも、管理人は、生意気な所や黒い所、壊れている所にこそ、強く惹かれる人間なので……。
 基本的に、大人しい妹より元気な妹の方がいいし……。
 残念ながら管理人の好みと合わなかったようです。

 ただ、合わなかった人でも、妹ブームの先駆者ともなったこの妹は憶えておくべき。
(2006.10.23改稿)

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