淡水魚の現状
わが国には、純淡水魚、回遊魚、汽水魚、外来魚を含めて、300種以上の淡水魚が棲んでいます。しかしこれらの魚たちの生息環境は、人間活動の影響のために、年々悪化しています。

1990年4月日本版レッドデータブックが環境庁より刊行されました。その中の淡水魚部門で、存続の危ぶまれる種として、絶滅危惧種16種・危急種6種・希少種17種・地域個体群6群が挙げられました。この指定以後10年が経過しましたが、状況は悪く、幾つかの種に、絶滅のおそれが出ています。一部の研究者が行政サイドでその保護に関与しています が、適切な保護措置を講じ得ない現状です。淡水魚に関心の強いエコロジストの参加が是非必要です。

私は(財)淡水魚保護協会を設立して、23年間希少淡水魚の絶滅防止に努力してきましたが、力尽きて、94年2月協会を解散して引退しました。しかし現在の危機的状況を座視するにしのびず、ホームページを開設しました。志を同じくする方々の参加を期待します。

木村 英造

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