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・日本一周に出る動機
 高校球児が甲子園を目指す目指すように、ロックバンドが日本武道館を目指すように、青年が荒野を目指すように、自分もチャリダーのはしくれ、「ワッキーの地名しりとり」の影響もあって日本一周は常に頭のなかにありました。「いろんな所を走り廻りたい」しかし「やろう」とまでは思ってなくて、他に夢があったのでそのために就職して上京しました。しかしわずか半年でいろいろあって過労で倒れ入院、そしてまたいろいろあって帰郷する事になってしまいました。療養中に自転車で日本一周しながらHPで日記を更新・公開している人がいる事を知り、心動かされました。「すげぇな。やりたいな」と。またその頃、たまたま夜遅くまで起きていて深夜テレビを何気なく観てました。番組名は忘れましたが、鶴瓶とネプチューンの名倉が司会で各業界のすごい人を招いてお話を聞くという番組でした。現役の傭兵がゲストで、いろいろと刺激的でおもしろかったのですが、番組の最後に日本の若者になにか一言ということでその傭兵はこう云いました。「(アリとキリギリスの童話を例えに出して)日本の若者には是非、冬にのたれ死ぬ覚悟であえてキリギリスになってもらいたい」と。この言葉を聞いた時、ビビビと身体に電気が走りました。うまくは云えませんが、男の勘みたいなものです。女が持っていない、男だけが持つ戦場を嗅ぎ取る男の勘が「日本一周やってみようか?」と本気で考えさせました。そしてそこへダメ押しののように名古屋での「どうでしょうリターンズ」の開始。すぐハマり毎週繰り広げられるバカばかしい旅の数々の虜になりました。そして決心しました。「日本一周やったろみゃあ!」と。バイトして資金を貯めてすぐにまた上京する事も、そのまま夢を諦めて地元で就職して落ち着くことも、一旦置いておき、日本一周にでることを決心したのです。
 
・日本一周に出る理由
 「ぼくが旅に出る理由はだいたい百個くらいあって」とくるりは唄ってましたが、自分は何故に日本一周の旅に出るのか?自分の人生の目標が「死ぬ直前に走馬灯で思い出し笑いしてくたばる」というのも大きな理由ですし、「せっかちで面倒くさがりな性格を治す」「帰るために走るんさ」「ダイエット」「嫁探し」「根拠のない自信に根拠をつける」などいろいろ考えつきましたが、旅立ちを目前に控え、いま思うのは「やりたいからやる」。ペコみたいに云うと「この国を一周したいの、自転車で、わしは。そんだけッ!!!」ですね。
 
・日本一周中の決めごと
 「地名しりとり」で「移動に飛行機が使えない」ように、「サイコロの旅」で「出た目の場所には必ずその移動手段で行かねばならない」ように、自分も旅立ちにあたって決めごとを課す事にしました。何か制約があったほうがおもしろいし、達成したあとでいろいろと自信につながるだろうと思ったからです。それは「一週間の生活費を8000円以内にする」。まぁ、お金が無いし、一年間も旅に出るのだから必然的にこんなくらいになるんですけど・・・。日常生活で一週間8000円で過ごそうと思うとけっこう簡単です。でも旅行中の野宿生活となるとけっこう難しい。外食ばかりしてるとすぐ底をついてしまいますし、何処かに泊まろうとすればYHでも一泊3000円くらいはします。観光費もかかるだろうし自炊するにしてもバーナーのガスは消耗品です。風呂に入るにしてもやはりお金がかかります。何故に8000円に決めたかと云うと、一日1000円はきついだろうから。8000円ならば全部使わずに貯めることも出来るだろうからです。もしその週が6000円で済んだ場合は残った2000円は次の週に持ち越しということにします。美味いものを喰おうが、旨い酒を飲もうが、豪華な宿に泊まろうが「一週間8000円」です。経過は出納帳のほうで公開していきます。例外としてフェリー代と通信費は別予算とします。そうでないと北海道・沖縄に行けないし・・・。また台風や大雨、大雪などでの異常事態が起こった時や病気にかかった時には特別予算が衆議院で可決されます。それ以外でも誕生日などには特別予算が組まれたりするかもしれませんが政治家の皆様を見習って公開はしないかも・・・(笑)。?ちゃんとします
 次に、ただ各地の名所を廻ってもあれだろうとチェックポイントを設けました。自分は日本史(特に本能寺から大阪の陣まで)が好きなので各地の名城を廻る「日本名城百選(自選)」。「水曜どうでしょう」のゆかりの地を廻る「どうでしょう迷所20選」。「ワッキーの地名しりとり」でワッキーが選んだ「ワッキーの本当にすごかった名所ベスト10屋久島や原爆ドームなどの「日本の世界遺産」から10カ所。そして東西南北の日本最四端と日本三景、新日本三景を加えた計150ヶ所をチェックポイントとして設け、廻ります。詳しくはチェックポイントでご覧下さい。
 最後に「合宿禁止」。合宿とはどうでしょう用語で強行スケジュールのことです。これは決めごとなんでもないかも知れませんが、一応決めごととしました。自分はせっかちな性格でしかも面倒くさがりなので、いままでゆっくり旅した事はありませんでした。目的地までただ走る。途中寄ろうと思っていたところも過ぎてしまったら戻ってまで行こうとはしない。そんなのばかりでした。今回は一年にわたる長旅ですから急ぐ理由もありません。体力も合宿してては絶対に持ちません。世には「スローフード」「スローライフ」「スローカーブ」なる言葉が流行っております。ですので今回の旅は「スロートラベル」で行きます。
 
・日本一周の走行予定
 5月に出発してまずは静岡・関東を走破し、次に梅雨前線から逃げるように東北を北上。暑くなる前に北海道へ渡り、夏は北海道を満喫。81920日にはライジング・サン・ロックフェスティバルユ05に参加します。そのあと南下して残暑は東北・北陸・信州で、秋の寒くなる前に山陰・九州を周り、冬は沖縄で過ごします。年明けぐらいからまた本州に戻り、寒さに負けず九州、山陽、四国をそれぞれ走破。四国ではお遍路する予定です。あとは近畿を周って三重→岐阜でH18年の5月くらいに名古屋ゴール予定です。佐渡島や対馬、竹島、五島列島、奄美大島、白石島、淡路島などもできるだけ渡って走破します。しかし「予定は未定」、どうなるかはわかりません。つまらない所は早々と立ち去るでしょうし、いい所は長くいるでしょう。永住してしまうかも・・・?とりあえず一週間単位くらいで細かな予定を立てていくつもりです。
 
・ゴール地点
 ゴール地点は名古屋城にしました。「写真マラソン」ではありませんが、地元のシンボルみたいなものですし、チェックポイントである「日本名城百選(自選)」の最後に訪れる城だからという事もありますが、「家だと地味かなぁ」と思ったので名古屋城の天守閣に決めました。まぁ、地味だと駄目と云うワケでもないんですけどね。来年の5月には名古屋城の天守閣で叫ぶ男の姿があるかもしれません。
 
・テーマソング
 「原付ベトナム縦断1800キロ」に「1/6の夢旅人2002」があるように、「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」に「旅人よ」があるように、この「自転車日本一周完全走破の旅」にもテーマソングを勝手に決める事にしました。そしていろいろ考えた結果、くるりの「ハイウェイ」にしました。くるりはわしの好きなバンドのなかでも五本の指に入る好きなバンドですし、そのくるりの楽曲のなかでも「ハイウェイ」は最も好きな」曲の一つです。この「ハイウェイ」は車での旅を歌った曲ですが、旅という事ではわしと一緒ですし、「僕が旅にでる理由がだいたい百個くらいあって」「何かでっかい事をしてやろう きっと」と歌うこの曲は自分にぴったりだと思います。またこの曲は「ジョゼと虎と魚たち」という映画の主題歌でもあります。劇中の音楽もくるりが担当してます。すごくいい映画なので是非(15歳以上の方は)観てみてください。
 
・HPタイトルの由来
 志村貴子さんの同名漫画「どうにかなる日々」からいただきました。志村さんもとある同名小説からいただいたそうです。「まぁ、どうにかなんだろ」的な楽天家の自分の旅をよく表しているいるのでいただきました。ちょっとやそっとの本屋には置いてなかったりしますが、漫画のほうもおもしろいので是非(15歳以上の方は)読んでみてください。また自分が小中学生の時にやっていた伝説のラジオ番組「赤坂泰彦のミリオンナイツ」でいつもDJ赤坂が番組の最後に「Happy-Go-Lucky!(なんとかなるぜ!)」と叫んでいて、それが強烈に残っているためでもあります。