topはじめに自我自讃日本一周日記この旅について走行マップチェックポイント出納帳過去の旅の記録linkmaill


前の日 目録 次の日

5/1(月) さらば愛しき危険たちよ

出発地:岐阜県郡上市

終着地:岐阜県七宗町

天候:晴れ

気候:暑いくらい

体調:よし

ステージ:三級山岳

きょうの走行距離:132.38km

いままでの走行距離:25326.71km

きょうの寝床:道の駅・ロックガーデンひちそう

日本一周三百四十四日目

 予定変更!ゴールするのは止めてこれから北海道に向かうぞ!日本二周目だ!!・・・てなワケにはいかないのだ。いよいよあと二日。そして旅ではじまって旅で終わるのは今日で最後だ。今日は悔いの残らない、そしていままで走ってきた自分に対して恥じない走りをしよう。昨夜は結局そのまま下町センターで寝る事が出来た。なかなか快適で大変お世話になりました。朝食をつくっていると地元の方々から「昨日は寝れた?」と声を掛けてもらった。どうやらいろんな人にわしが寝ているところを見られたようだ。ここでおもしろい事があった。「へ〜、名古屋から来たの。名古屋からだったら1日で来れちゃうくらい?」「いや、ここまで340日以上かかってます」このどうでもいい会話がなんだかでらおもしろかった。で、なんとなく気付いた事。郡上の人たちは少し関西訛りが入っている。岐阜はたしかに関西と近いけれど、影響は受けているのかなぁ?てっきり尾張訛りだと思っていたけど・・・たまたま喋った人がそうだっただけかな?疑問だ。

 昨日の夕方から降っていた雨もすっかり回復したようだ。朝から気温が高い。今日は暖かくなるのかな。郡上を出発する前にまず昨日行けなかった郡上城へ行ってくる。郡上城は小高い山の上にあるので荷物は下町センターに置かせてもらって空荷で単身アタックしてくる。はじめこそ10%を越える激坂があったりしたが、あとはフツーの急坂が続いていくのみ。空荷なのでまったく問題なく上っていけた。麓からちょうど1kmを約6分ほどで上りきる。いい準備運動になった!どうやら郡上城がある場所は標高350mらしい。市街地から約130mだそうだから、平均10%以上はあるな。それでも空荷だったら楽勝だぜ。坂はさておき、肝心の郡上城を見て廻る。郡上城の遺構はわずかに残る石垣のみで、いまある天守は模擬天守だ。小さいながら木造建てのなかなか立派な天守だけれども、本来の天守の資料が残ってなかったのか大垣城の天守をモデルにつくったらしい。天守からは郡上の町並みが手に取るように見えて、なかなかの殿様気分だった。また郡上は山内一豊の妻・千代の故郷だったんだそうな。郡上城へ上っていく途中の公園に一豊と千代の銅像があった。「功名が辻」では近江出身となっている千代だけれど、郡上の生まれと云う説も有力で、郡上城の歴代城主は移り変わりが多くてさらにパッとしない連中ばかりだったからか、いまはもう「千代の故郷」で一色だ。

天守

今日の夕飯は馬刺よ

郡上

 郡上城を見てからまた下町センターに戻って荷物をまとめていざ出発!!国道256号線でさっそく峠越えに入る。傾斜はそれほどキツくはないけれど、九十九折りでどんどん標高を上げていく。早くも同じ目線に郡上城が見えた。朝イチバンで上っていたら手こずっていただろうけど、郡上城で身体を暖めておいてからがんがん上っていけた。最後は急坂が続いたけれどこれもまったく問題ナシに上りきって標高527mの掘越峠を制覇!!楽勝だぜー!汗を拭って息を整えて、下ろうかと思ったら何故かまだまだ上りが続く・・・あれ?おかしいな、さっき「堀越峠」って書いてあった碑があったじゃないか!?まぁ、ほとんど上らなかったけどね。で、あとから地図で確認してみたら標高は560mとなっていた。さっきの碑はフェイントか!?騙されてまって途中で足着いてまったがね。

堀越峠

これに騙された

 堀越峠を越えるとほとんど下らずに小さな集落に入る。この集落を越えるとまた少し上りがあって、これを越えればようやく下りが続く。下り終えたあともしばらくは下り基調が続いた。県道86号線に外れるとまた上りが続く。急坂を上れば小規模のダムがあった。ここからさらに急坂が続いていく。今日はかなり暖かくて、暖かいを通りこして暑いくらいだ。坂を上っていると汗がダラダラと流れてくる。水分補給も追っ付かないなぁ・・・。苦戦しながらも上りきるとすごいダムがそこにあった!この岩屋ダムはフツーのコンクリート製のダムではなくて、なんと石を積み上げてあるロックフィルダム!なんかだかとってもすごい迫力のある光景だ・・・。最後の最後にすっげえモノを見せてくれたなぁ〜。驚いた。

ロックフィルダム

ダム湖

 岩屋ダムからはダムに沿って小さなアップダウンを越えていき、県道431号線でダムを離れて渓流沿いを走っていく。ここでも小さなアップダウン。県道沿いにあった道の駅で水分補給してから休憩もそこそこにまた再び走りだす。しばらく走って行くと唐突に「下呂方面→」との標識があらわれて、念のために地図で確認してみたらどうやら近道みたいだった。誘われるように標識のまま進んでいくと「飛んで火にいるなんとやらよのう!」と云われんばかりに急坂がひたすら続く。キツイところでは約10%で汗が滝のように流れおちてくる・・・さっき補給したばかりの水ももう空になってしまった。でもショートカットは成功して上りきれば国道257号線に出て、すぐにあったトンネルをくぐればあとは下呂に向かってひたすら気持ちがいい下りが続く。下り終えて川を渡ればついに国道41号線に合流。国道41号線はわしの地元では最も主要な国道で「ヨンイチ」の愛称で親しまれている道路。この道を走っていけば、わしの住む名古屋がある。ヨンイチに入ってすぐに「名古屋108km」の標識があったりして、なんだかとっても感慨深かった。

  下呂温泉まではもうすぐだ。下呂温泉には以前にも自転車で来た事があるので懐かしい。いまはゴールデンウィークなので観光客でいっぱいだ。以前に入った温泉はちとアレだったので今回は違うほうに行ってくる。入浴料は300円とかなりリーズナブル!財布の中身が氷河期に突入しているいまとなってはとてもありがたい。ひさしぶりの風呂だし、今日は汗かきまくったから、とっても気持ちよかったぁ〜。下呂温泉のお湯は地味だけど、とっても良いお湯なんだよねぇ。さっぱりすっきり致しました。汗かいたあとの風呂って最高!!

ここで入った

さっぱり!

 下呂でしばしゆっくりしてからまた国道41号線で名古屋方面に走っていく・・・どんどん少なくなる「名古屋○km」に寂しい思いになりながら、ただひたすら走っていく・・・すぐ隣りを流れている飛騨川は沿岸がゴツゴツとした岩だらけでなかなかの風景をつくりだしている。そんな風景も「知っている風景」なんだよなぁ。名古屋ナンバーの車もやけに多い。名古屋はもうすぐそこなんだなぁ・・・。そんな感傷的な気分になりながら、今日の寝床、そしてこの旅で最後の寝床となる道の駅・ロックガーデンひちそうに到着。道の駅には最後までお世話になったなぁ・・・道の駅で寝泊まりするのも、たぶんこれで最後だ。で、今夜は最後の夜なワケだけど、この道の駅には24時間の休憩所があって、しかもなんと畳付き!!なーんで最後の最後でこんな道の駅に遭遇するかなぁ〜。まぁ、今夜はせっかくだけど外でテント張って寝るけどね。テントのなかでセンチな気分になって過ごすのさ。泣いても笑っても、これが最後の夜だ。目覚ましセットして夢から覚めれば旅がもう終わる。明日はゴールの名古屋へ。ラストランだ。

飛騨川

名古屋へ!

前の日 目録 次の日